【ONE】V.V Meiが身長差16cmを攻略して鮮やかな一本勝ち
ONE Championship
「ONE:A NEW ERA IN TOKYO」
2019年3月31日(日)東京・両国国技館
▼プレリム第4試合 女子アトム級 5分3R
〇V.V Mei(36=和術慧舟會GODS/RIKIジム/ハイブリッドファイター/元DEEP JEWELSフェザー級王者)
一本 3R 3分18秒 ※腕十字固め
●クセニア・ラチコヴァ(23=ロシア)
日本人選手トップバッターのMeiは空手着姿で登場し、突きを見せた後に相撲の四股を踏む。日本での試合は実に4年ぶり。身長153cmのMeiに対してラチコヴァは169cmの長身。
1R、ラチコヴァはリーチの長さを生かしたジャブと右ストレート。Meiは2度組み付いていったが、いずれもラチコヴァの長身を崩せずテイクダウンを奪えなかった。逆にラウンド終了間際、ラチコヴァがタックルでテイクダウンを奪う。
2R、Meiは右フックを繰り出しながら前へ出る。ラチコヴァは左右に構えを変えながら長いリーチのパンチを繰り出してMeiを近づけさせないが、Meiはそれでも組み付く。ついにテイクダウンを奪ったMeiだが、ラチコヴァは下からの腕十字。これを外したMeiはパウンドを打ち込む。そのまま優勢のうちにラウンドを終えた。
3Rが始まると同時に突っ込んでいくMei。長いストレートを放つラチコヴァにMeiが右ストレートを2発命中させてからの見事な弾丸タックルでテイクダウン。横四方から顔面へヒザを打ち込むMei。さらに気合いを発しながらのパウンドを打つ。そしてマウントを奪うと腕十字。見事な一本勝ちに場内が大きく沸いた。
Meiは「ラチコヴァは打撃が強くてなかなか組みに行けなかったんですが、ラウンドの合間に山口と叫ぶ言葉が胸に響きました。フィニッシュしないといけないと最後まで全力で行くことが出来ました。女子だと関節が柔らかくて極まらないかなと不安がありましたが、これしかないと思い皆さんの応援が力になりました」と勝利者インタビューに答えた。
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