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【ONE】秋元皓貴、ダウンを奪われ21戦目にして初黒星

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2019/03/31(日)UP

積極的なパンチの攻めで秋元からダウンを奪い勝利したラシリ(右)

ONE Championship
「ONE:A NEW ERA IN TOKYO」
2019年3月31日(日)東京・両国国技館

▼プレリム第5試合 スーパーシリーズ(キックボクシングルール)フライ級 3分3R
●秋元皓貴(26=イヴォルブMMA/元WBCムエタイ日本フェザー級王者)
判定0-2
〇ヨゼフ・ラシリ(27=イタリア)

右瞼を腫らしながら反撃に出る秋元(右)

 秋元は幼少期から空手を学び、キックボクシングを始めて2008年8月にタイでプロデビュー。圧倒的な攻撃力と類まれなるセンスでKO勝ちを量産したが、19勝(10KO)無敗で若くしてキックボクシングを引退。2015年に開催されたフルコンタクト空手の統一選手権『JFKO第2回全日本フルコンタクト空手道選手権大会』で空手界に復帰し、同大会の軽量級で準優勝、2017年の第4回大会では優勝を飾っている。

 その後も各空手大会で優秀な成績を収めていたが、10月上旬にシンガポールに渡り、Evolve MMAでトライアウトを受験。その結果、Evolve MMAでトレーナーを務めるムエタイ・レジェンドたちから才能を認められ、チーム入りすることが決定。1月にONEで約6年ぶりのキックボクシング復帰戦を行って勝利を収めた。

 対するラシリは17歳でムエタイを始め、本場タイでも練習を積みWBCムエタイ世界スーパーバンタム級暫定王座に就いたこともある。戦績は37勝9敗。

 1R、ラシリは前蹴りからのワンツーでアグレッシブに攻めていく。秋元は左ミドルで対抗するが、左フックでダウンを奪われる。ラシリは飛びヒザ蹴りからのパンチ連打で秋元をグラつかせる。パンチの連打とヒザ蹴りで攻めまくるラシリに秋元は防戦一方のピンチに陥るが、終盤に左フックをヒットさせる。

2R、3Rと打ち合いながらも追い上げを見せた秋元(左)だったが逆転ならず

 2R、秋元が強烈な右ローを蹴るが、ラシリはパンチ連打で前進。秋元の左目は大きく腫れあがっている。左右のミドルを蹴る秋元にラシリは飛びヒザ蹴りで対抗するが、秋元の右フックと左ボディブローがクリーンヒット。ラシリも右で応戦する。秋元の右ローをラシリは嫌がり始めた。

 3R、接近して連打を放つラシリに秋元は先手を取られ続ける。しかし、右の強打と左フックを放って秋元が前へ出る。さらに左ミドルをヒット。強打を出して前へ出るが、ラシリの手数は止まらない。そして試合終了。

 判定2-0でラシリが勝利。秋元はプロ21戦目にして初黒星を喫した。

※全試合結果はこちら

●編集部オススメ

・秋元皓貴が3度のダウンを奪い6年ぶり復帰戦に勝利

・日本大会へロッタン、ビビアーノ、アルバレスら意気込む

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