【ONE】前へ出続けたアクメトフがワールドGP準決勝へ進出
ONE Championship
「ONE:A NEW ERA IN TOKYO」
2019年3月31日(日)東京・両国国技館
▼プレリム第7試合 ONEフライ級ワールドGP準々決勝 5分3R
〇カイラット・アクメトフ(31=カザフスタン)
判定3-0
●リース・マクラーレン(27=オーストラリア)
※アクメトフが準決勝へ進出。
マクラーレンは柔術、アクメトフはグレコローマンスタイルのレスリングをバックボーンに持つ。マクラーレンは12勝5敗の戦績でフライ級に転向してからは3連勝中。アクメトフは元ONE世界フライ級王者だ。
1R、低い構えから打撃とタックルを狙うアクメトフ。左右フックをブンブンと振り回して前へ出ると、マクラーレンは右ストレートを狙う。アクメトフの左フックでマクラーレンはダウン。すぐに立ったマクラーレンだがアクメトフは一気に襲い掛かる。マクラーレンは飛びヒザ蹴りを空振りしてマットに転倒、アクメトフが上のポジションを奪ってラウンドを終えた。
2R、マクラーレンは胴に組み付いていくが、テイクダウンは奪えず。離れると細かくパンチを出していくが、アクメトフの左フック強打が連続して決まる。マクラーレンは再三タックルを仕掛けるが切られ、アクメトフがフックを出しながら前進する展開が続く。
3R、アクメトフが左右フックでマクラーレンを追い回すような展開。マクラーレンはかなりの疲労が見える。残り1分、マクラーレンもストレートを繰り出していくが、アクメトフのフックをもらう。両者疲労の色が濃く、お互いにパンチを振り回して試合終了。アクメトフが判定勝ちで準決勝へ駒を進めた。
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