【ONE】ビビアーノ優勢もベリンゴンの反則で試合終了
ONE Championship
「ONE:A NEW ERA IN TOKYO」
2019年3月31日(日)東京・両国国技館
▼第12試合 コ・メインイベント ONE世界バンタム級タイトルマッチ 5分5R
●ケビン・ベリンゴン(31=フィリピン/王者)
反則勝ち 3R
〇ビビアーノ・フェルナンデス(39=ブラジル/挑戦者)
※ビビアーノが新王者に。ベリンゴンは初防衛に失敗。
ベリンゴンは2018年7月にONE世界バンタム級暫定王座を獲得し、同年11月に正規王者ビビアーノと統一戦を行って判定2-1の僅差で勝利して正規王者に。ビビアーノには2度目の挑戦での勝利だった。ONEで猛威を振るっているチーム・ラカイの所属。
対するビビアーノはかつて『DREAM』でバンタム級とフェザー級の二階級王者として活躍。ONEには2012年8月から参戦し、2013年10月にバンタム級暫定王座、同年10月に正規王座を獲得した。以降は元修斗世界バンタム級王者・上田将勝やONE世界フェザー級王者マーチン・ヌグエンといった強豪からの挑戦を退けて7度の王座防衛に成功、14連勝を飾っていたが、ベリンゴンに敗れて防衛&連勝記録はストップされた。
1R、すぐにビビアーノがタックルに入るが、ベリンゴンはテイクダウンを防いでパンチを連打。たまらず離れたビビアーノに強烈な右ローを蹴る。その後もベリンゴンは右ローを狙い撃ちにし、得意のバックスピンキックもボディに命中させる。
しかし、前へ出てきたビビアーノに対してベリンゴンが下がろうしたところへビビアーノの右フックがクリーンヒット。ベリンゴンは大きくバランスを崩す。一気にラッシュするビビアーノにベリンゴンは走るようにして逃げ回る。ビビアーノは片足タックルでテイクダウンを奪うと、時間をかけてマウントからバックを奪ったところで初回終了。
2R、ベリンゴンの右ローに大きくバランスを崩すビビアーノ。ベリンゴンのパンチ、バックスピンキックがヒットし始める。パンチの空振りが目立ったビビアーノだったが、残り1分でタックルを決めてテイクダウン。サイドポジションから顔面にヒジを落とした。
3R、ビビアーノがタックルでテイクダウンを奪うが、下になったベリンゴンが反則となる後頭部へのヒジを見舞ってしまい、試合は一時中断。ベリンゴンにはレッドカードで減点が与えられた。しかし、ビビアーノはダメージから立ち上がることが出来ず、ベリンゴンには2枚目のレッドカードが提示されてビビアーノの反則勝ちとなった。
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