【ONE】青木真也が肩固めで王座奪回、ONE初の日本大会は劇的幕切れに
ONE Championship
「ONE:A NEW ERA IN TOKYO」
2019年3月31日(日)東京・両国国技館
▼第15試合 メインイベント ONE世界ライト級タイトルマッチ 5分5R
●エドゥアルド・フォラヤン(35=フィリピン/王者)
一本 1R 2分34秒 ※肩固め
〇青木真也(35=イヴォルブMMA/挑戦者)
※青木が新王座に就く。フォラヤンは防衛に失敗。
青木は2012年10月からONEに参戦し、ほかの日本人よりもいち早くONEを主戦場に戦ってきた。2013年4月に第2代ONE世界ライト級王座に就くと2度の王座防衛に成功したが、2016年11月の3度目の防衛戦で青木をフォラヤンがパウンド連打でTKOに仕留め、タイトルを奪取した。
王者フォラヤンはONEの第1回大会から出場する32歳のファイターで、中国拳法・散打仕込みの打撃を武器にする。
1R、青木は左ハイキックを放ってけん制。続いて左ミドルを蹴っていくが、フォラヤンはパンチを合わせに来る。青木は組み付くと足を掛けてテイクダウン。そして肩固めで絞め上げると耐えるフォラヤンを絞め落としての一本勝ち。
青木の見事な勝利に場内は総立ち状態。青木が再びONEのベルトを腰に巻いた。
青木はマイクを持つと「35歳になって好きなことやって、一人ぼっちで格闘技やって、どうだお前ら羨ましいだろう。俺はこうやって明日もコツコツ生きていくんだよ。最後に一言、みんな、俺たちはファミリーだ。ケツにGOと書いてあるけれどな、みんな明日もGOだ」と勝利の雄叫びをあげた。
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