【RIZIN】元UFC・ブラウンがペース握り続け武田光司にプロ初黒星
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.15』
2019年4月21日(日)神奈川・横浜アリーナ
▼第4試合 71.0kg契約 RIZIN MMAルール 71.0kg契約 5分3R ※ヒジ打ちあり
○ダミアン・ブラウン(34=オーストラリア/THE GARAGE/TEAM COMPTON)
判定3-0
●武田光司(23=BRAVE/DEEPライト級王者)
ブラウンは元軍人で、2016年5月から2018年7月までUFCに参戦していた。昨年大みそかにRIZINに初参戦。ダロン・クルックシャンクからフロントチョークで一本勝ちを収めたのは記憶に新しい。
武田は幼少期よりレスリングを学び、アマチュアでは数々のタイトルを獲得。2017年10月のプロデビュー以来8連勝中(4KO)であり、昨年10月には北岡悟を破り第9代DEEPライト級王座に輝いている。
1R、リング中心にどっしり構え、一回り大きく見えるブラウンに対し、サウスポーの武田は右に回りながらジャブ、ローでけん制。ダミアンは重い右ストレート、右ミドルを返しプレッシャーを強める。タックルにつなげたい武田の打撃にブラウンが左フック、右ストレートを合わせ、武田がバランス崩すが追撃には至らず。距離を取る武田にブラウンが両手を広げ挑発。ラウンド終了5秒前に武田がタックルからテイクダウンを奪う。
2R、武田がタックルからバックを取る。ブラウンはクラッチを切れず、投げを嫌い立たない。仕切り直しからブラウンの変則的な動きを警戒し組みに行けない武田。ブラウンの飛びヒザ、右ハイキック、右アッパーと打撃が武田をとらえる。武田は得意のスクランブルに持ち込めない。
3R、開始直後に武田の攻撃がブラウンの目に入り一時中断。積極的に組みに行く武田をブラウンは左右フック、右前蹴りで突き放す。左目下をカットした武田が前に出たところにブラウンは右ストレートをカウンターで合わせ、武田の腰が落ちる。両手を広げ笑顔で挑発するブラウンに仕掛けられないまま、山場を作れず終了。ジャッジは三者とも終始ペースを握り続けたブラウンを支持した。
●編集部オススメ
・8戦無敗のDEEP王者・武田光司の相手は元UFCダミアン・ブラウン
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