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【RIZIN】“マッチョすぎるヤワラちゃん”渡辺華奈がポーランドの現役軍人を下し無敗記録を更新

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2019/04/21(日)UP

渡辺華奈(右)が熱戦に勝利、無敗記録を伸ばした

RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.15』
2019年4月21日(日)神奈川・横浜アリーナ

▼第5試合 スペシャルワンマッチ RIZIN 女子 MMAルール 57.0kg契約 5分3R ※ヒジ打ちあり
〇渡辺華奈(30=FIGHTER’S FLOW)
判定3-0
●ヤスティナ・ハバ(28=ポーランド/Top Team Rzeszow)

 渡辺は柔道四段で全日本指定強化選手に7年間選ばれ、オリンピック最終選考会には3度出場。全日本選手権5位に2度、東日本実業団体2連覇、フランス大会団体優勝など数々の戦歴を持つ。2017年にデビューすると国内トップ選手である杉山しずかを二度に渡って破るなど活躍し、これまで7戦して6勝1分けと無敗を誇る。

 対するハバは元々はポーランドの現役軍人であり、軍隊内のキックボクシング大会で優勝、アマチュアMMAでも5戦全勝の成績を持っている。昨年大みそかの『RIZIN.14』で真珠・野沢オークレアと対戦。プロデビュー戦ながら野沢の顔面をパウンドとヒジ打ちで腫れ上がらせてからのリアネイキッドチョーク(チョークスリーパー)で失神させて一本勝ちを収めた。

 1R、細かくジャブを飛ばすハバに、渡辺は右ストレートを狙う。ハバはワンツーで渡辺の顔面を捉えて下がらせると、渡辺の左ミドルをキャッチしてさらに右。しかし渡辺はここで組み付いてコーナーへ詰めると得意の内股でテイクダウン。抑え込んでがっちりと固めるとハバの片手を捉えて顔面へヒジ、パンチの連打。さらに肩固めを狙ったところでラウンド終了。

 2R、すぐに組んでいく渡辺だが、ハバは突き放してワンツー。さらに左右のストレートで前に出てパンチをヒットさせる。それでも渡辺は組み付くことに成功すると、両手で脇をすくうようにして引き込み、肩関節を狙う。しかしハバはこれを脱出しスタンドへと試合を戻す。ハバのワンツーを渡辺は手でさばき、組み付いて再び内股を狙う。ここで渡辺に鼻血のためドクターチェックが入る。再開後、渡辺の入り際に合わせてハバは右ストレート、これが入りさらに詰めてワンツー。渡辺は組み付くもハバは突き放す。打撃で倒したいハバと、寝技で極めたい渡辺、という構図で2Rが終了。

 3Rもハバの右ストレートをかいくぐって渡辺が投げを狙う。組み付いての内股はすかされるも、渡辺は今度は足を掛けて倒し上のポジションを奪取。四つん這いになったハバを固めると、ハバの片腕を、自身の片手で掴み、空いた片手でヒジ、パンチを打ち込んでいく。そしてこの体勢のまま試合が終了。判定は3-0で渡辺。グラウンドを支配した渡辺が無敗記録を8に伸ばした。

※全試合結果はこちら

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