【RIZIN】RENAが因縁の試合を制し復活勝利
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.15』
2019年4月21日(日)神奈川・横浜アリーナ
▼第7試合 スペシャルワンマッチ RIZIN 女子 MMA ルール 51.0kg契約 5分 3R ※ヒジあり
〇RENA(27=SHOOTBOXING/シーザージム)
判定3-0
●サマンサ・ジャン=フランソワ(32=フランス/FURACAO)
昨年の大みそかに対戦が予定されていたがRENAの計量失格により試合中止となっていた両者。49㎏契約から51㎏に契約体重を移し、仕切り直しの一戦となった。
RENAは投げや立っての関節技ありの打撃系格闘技・シュートボクシングで絶対女王として活躍し、2015年からはMMAにも参戦。今回の試合は昨年7月に浅倉カンナに敗れて以来の再起戦でもある。
対するフランソワはフランス出身でキックボクシングをベースとしながら絞め技などグラウンドも得意とするファイターで、これまで4勝5敗の成績を持つ。
1R、フランソワは前蹴り。RENAがその蹴り足をつかむとフランソワは組み付いて投げを狙う。離れるとフランソワはワンツーで前に出て首相撲を仕掛ける。RENAはボディへのヒザ、さらに首投げでフランソワを投げるが、そのまま勢いで転がるようにフランソワが上を取る。するとRENAは下からアームロックを狙い、フランソワは立ってこれを外す。RENAは再び首投げもフランソワはこれをつぶしてバックにつく。パウンドを打ち込みながらチョークを狙うフランソワ、RENAは脱出しようとするも崩せない。そのままゴングとなり1Rが終了。
2R、左右のフックを振るうRENAをフランソワは足を掛けてテイクダウン。RENAは下になるとクローズドガードから腕十字、かなりタイトに入っていたがフランソワは腕を組んでRENAを持ち上げると叩きつける。それでも腕十字を狙い続けるRENAだが、フランソワは何とか脱出。RENAが上を取り、猪木アリポジションになると、RENAは足を蹴り、さらにパウンド。スタンドになるとRENAの左が当たり、フランソワは組み付いてテイクダウン。しかし今度は逆にRENAが勢いで回転しマウントを取る。パンチ、ヒジを連打し、さらにバックから落ちながら腕十字を狙うRENA、脱出したフランソワにまたも腕十字を仕掛けるが、フランソワもRENAの体に体重をかけてつぶし腕を伸ばさせない。
3R、右ストレートから左フックを当てるRENA、組みに来るフランソワを突き放しつつパンチを当てる。強引に首投げに来るフランソワをつぶしてRENAがマウントを奪取。フランソワはブリッジしてRENAの体に足をかけるTKシザーズでマウントから抜け、足関節を狙う。RENAがこれを防いで立つと、フランソワは下から関節蹴り。スタンドになるとフランソワは思い切りのいいパンチからタックル。RENAはしっかりとこれをつぶすと、サイドを取ってパウンド、ヒザ。さらに立ったフランソワにパンチを放ち試合終了。判定は3-0でRENA。大みそか以来持ち越しとなっていた一戦を制し、復活勝利を飾った。
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