【RIZIN】重量級の外国人対決はダウン奪われたアルブレックソンが逆転勝利
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.15』
2019年4月21日(日)神奈川・横浜アリーナ
▼第8試合 スペシャルワンマッチ RIZIN MMA ルール 93.0kg契約 5分3R ※ヒジ打ちあり
〇カール・アルブレックソン(25=スウェーデン/PANCRASE GYM SWEDEN)
判定3-0
●クリスティアーノ・フロリッチ(28=ブラジル/EVOLUCAO THAI)
アルブレックソンは、プロ4連勝で2016年4月のRIZINに初参戦し、ヒョードルの秘蔵っ子と呼ばれたワジム・ネムコフを破って注目を浴びた。同年9月の「RIZIN WGP無差別級トーナメント」に参戦すると、2017年12月29日大会で、イリー・プロハースカにTKOで敗れた。今回は約1年4ヶ月ぶり、5度目のRIZIN参戦となるが、その間には母国のMMAイベントで2連勝の成績を収めている。
対するはあのヴァンダレイ・シウバが送り込んで来た新たな刺客、クリスティアーノ・フロリッチ。“URSO(ポルトガル語で「熊」の意味)”の愛称を持ち、破壊力のある打撃とブラジリアン柔術仕込みの多彩な寝技を持ち、10勝4敗の成績。シウバが「俺以上に危険なファイター」と評するアグレッシブなスタイルが特徴だという。
1R、互いにジャブ、ワンツーを出す。フロリッチのワンツーをアルブレックソンは頭を振ってよける、アルブレックソンの右ミドルにフロリッチがバランスを崩して尻餅、アルブレックソンが上を取る。ハーフガードから固めてパウンドを落としていくアルブレックソン。さらに立ち上がってパウンドを狙うアルブレックソンだが、柔術茶帯のフロリッチは下からコントロールし、蹴りで突き放すとアルブレックソンはバランスを崩し転ぶ。フロリッチは立と左ミドルを当てる。アルブレックソンは再びタックルからコーナーへ押し込むが、フロリッチはこれを防ぐと右アッパーから右フック。これが入りアルブレックソンがダウン。一気に勝負を決めに行くフロリッチだがここでラウンド終了。
2Rは互いに慎重な出だし。頭を振るアルブレックソンにフロリッチは左ミドル。互いに左ジャブで距離を測る場面が増え、手数が減る。フロリッチはボディへのヒザを見せ、コーナーに詰めて左右の連打をまとめる。
3R、ワンツーを交換する両者。アルブレックソンはタックルに行くも、ロープから体が出てブレイク。打ち合いから再びアルブレックソンがタックル。今度は成功し、フロリッチを寝かせてパウンドを落とす。アルブレックソン のパンチ、ヒジが当たるたび、ゴツゴツと重い音が響く。そしてフロリッチが何とか立ったところで終了。判定は3-0でアルブレックソン。序盤のダウンをグラウンドでの攻勢で挽回し、逆転勝利を収めた。
●編集部オススメ
・激戦を予感させるアルブレックソンとヴァンダレイからの刺客フロリッチ
・オープニングはアルブレックソンが一本勝ち(2017年7月大会)
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