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【RIZIN】堀口恭司が圧巻1RKO、試合後にコールドウェルとのタイトルマッチ発表

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2019/04/21(日)UP

傷一つない勝利を収めた堀口(右)

RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.15』
2019年4月21日(日)神奈川・横浜アリーナ

▼第10試合 スペシャルワンマッチ RIZIN MMA ルール 60.0kg契約 5分3R ※ヒジ打ちあり
〇堀口恭司(28=アメリカン・トップチーム/RIZIN初代バンタム級王者)
KO 1R2分53秒 ※右フックからコーナーに詰めてラッシュ
●ベン・ウィン(30=アメリカ/元UFCフライ級8位)

 堀口は幼少期から学んだ空手をバックボーンに持ち、修斗を経て2013年からはUFCで活躍。2017年3月のRIZIN以降も連戦連勝し、バンタム級トーナメントを圧倒的な強さで制覇した。昨年大みそかにはBellator世界バンタム級王者のダリオン・コールドウェルからフロントチョークで一本勝ち。世界最高峰の実力であることを証明している。

 ウィンは2006年12月にMMA(総合格闘技)プロデビュー。バックボーンとなるテコンドーを武器に、2013年にオーストラリアの『K-Oz Entertainment』、2014年に『Nitro MMA』でそれぞれバンタム級王座を獲得するなど豊富なキャリアを誇る。2015年5月からは『UFC』に参戦。4勝3敗の戦績でフライ級8位まで上り詰めた実力者である。

 1R、シューズを履くウィンが圧力をかけ、堀口が右に回りながら距離を取る。ウィンが打撃から組みを狙うが、堀口が流す。サークリングしながら左ジャブ、左右のコンビネーションを的確にヒットし、打ち返すウィンのパンチは堀口に届かない。堀口の右フックをテンプルに受けてしりもちをついたウィンに、堀口はラッシュを仕掛け、ウィンがコーナーで背中を見せたところでレフェリーがストップ。元UFCランカーに対し、堀口が圧倒的な実力を見せつけて勝利した。

 傷一つない勝利を収めた堀口はマイクを握り「どうですか盛り上がりましたか? もうちょっと声出してくださいー」と笑顔で観客を盛り上げた。プラン通りに進んだ一戦を振り返り、「みなさんの応援が拳に乗るので、もっと応援してください。面白い試合を見せるので、ぜひ会場に来てください」と、生の雰囲気を味わってほしいと告げた。

 ここで榊原大会委員長がリングイン。マイクを握り、この試合の結果を受けて、6月14日にBellator(=ベラトール)のベルトをかけてダリオン・コールドウェル(31=アメリカ)との再戦が決定したことを発表した。

 この試合を受けるかという問いに対し、堀口は「絶対やりますよね!」と興奮気味に回答。「恭司を一人で戦わせるわけにはいかないので、ニューヨークのマジソン・スクウェア・ガーデンに応援に来てください」と、世紀の一戦の決定を改めて宣言した。

※全試合結果はこちら

●編集部オススメ

・堀口恭司「対策はできている」、元UFCランカーのウィン「爆発的な試合を」

・堀口恭司「仕上がりはバッチリ」勝利の後のベラトールも視野

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