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【シュートボクシング】村田聖明がマサ佐藤との乱打戦を制する

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2019/04/27(土)UP

村田聖明(右)がペースを握って勝利

シュートボクシング協会
『SHOOT BOXING 2019 act.2』
2019年4月27日(土)東京・後楽園ホール

▼第4試合 SB日本ライト級(62.5kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○村田聖明(24=シーザージム/SB日本ライト級1位/元SB日本スーパーフェザー級王者)
判定3-0 ※29-28、29-28、30-27
●マサ佐藤(31=名護ムエタイスクール/英雄伝説64kg級アジア王者)

 村田はシーザー武志日本シュートボクシング協会会長の長男で、元SB日本スーパーフェザー級王者の肩書を持つ。2018年9月に西岡蓮太とのライト級王座決定戦に臨み、再延長までもつれ込む接戦となるも判定負けを喫した。その後元J-NETWORKライト級王者・前口太尊、MAX MUAYTHAI王者のヒンチャイ・オー・センスックジムを連続撃破している。

 マサ佐藤は中国のキックボクシングイベント『英雄伝説』で64kg級アジア王者に輝いた実績を持つ。2018年2月『KNOCK OUT』において水落洋祐をTKOで破る大金星を上げ、一気に注目を集めた。その後善戦はするものの3連敗と苦しい戦いが続いているが、新たな戦場を求めSBのリングに初登場する。

 1R、ロングスパッツに身を包む佐藤がワンツーから右ローで前進。村田は左ボディと左右ヒザで迎撃。右ボディを中心に腹を効かせた村田が佐藤を赤コーナーに詰める。

 2R、首投げを仕掛ける村田の隙を突き佐藤がフロントチョーク。決まったかに見えたが、シュートコールが入る前に村田が倒れこみ逃れる。打ち合いに持ち込みたい佐藤だが、村田は接近して左右ボディとヒザを打ち込む。佐藤は顔面にパンチを打ち込むが、要所で村田の右ボディで動きを止められる。

 3R、佐藤が大ぶりの右フックで接近。村田は冷静に左ジャブを突き刺す。佐藤が仕掛ける打ち合いに応じ正面から打ち合う村田だが、要所で右ロー、右ヒザを当て佐藤の連打を止める。全ラウンドを通じて上下の打ち分けでペースを握った村田が判定をものにした。

※全試合結果はこちら

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