【シュートボクシング】距離を支配した小笠原瑛作が植山征紀に完封勝利
シュートボクシング協会
『SHOOT BOXING 2019 act.2』
2019年4月27日(土)東京・後楽園ホール
▼第9試合 SHOOTBOXING vs REBELS 対抗戦 副将戦 55.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジ打ちあり
●植山征紀(23=龍生塾ファントム道場/SB 日本スーパーバンタム級王者)
判定0-3 ※三者とも29-30
○小笠原瑛作(23=クロスポイント吉祥寺/WPMF世界スーパーバンタム級王者、ISKA K-1 ルール世界スーパーバンタム級王者)
SB vs REBELS全面対抗戦の副将戦は、両団体の中軽量級エースの対決となった。
植山は2017年9月に内藤大樹に敗北したが、その後勝ち続け現在6連勝中。その中には笠原友希を下したSB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント決勝戦と、INNOVATIONスーパーバンタム級王者・安本晴翔を下した一戦が含まれており、大一番の強さは折り紙付き。
小笠原は驚異的なスピードを武器にREBELS、KNOCK OUTで数々の強豪を撃破してきた。WPMF、ISKAの2つの世界タイトルを保持し、2019年2月にはMAX MUAYTHAI55kg級王者ペットヤソー・ダームランサラカムを1RKOで撃破している。
1R、黒のロングスパッツを身にまとった小笠原が左ミドル、右前蹴りで先制。植山の右フックをかわし左を返す。早くも右ヒジ付近が赤くなる植山。積極的にヒジを振るいプレッシャーをかける。右ローを植山の奥足に決めつつ、左ボディストレートから右フックを顔面に返す小笠原。植山の空振りが目立つ。
2R、打ち合いに持ち込みたい植山だが、小笠原が右ローを奥足、前足に散らし、早い戻しで足をつかませない。前後の出入りも増え、至近距離ではバックチョークや首投げを狙うそぶりも見せる小笠原。植山は強烈な右ハイキックをガードの上に打ち込むが、小笠原はすぐさま距離をつぶし追撃を許さない。
3R、長い距離から左ロー、左ミドルを打ち込み、パンチの距離はすぐにつぶす小笠原。植山は起死回生の飛びヒザ蹴りを狙うが空振りに終わる。小笠原のバックハンドブローに植山が合わせた右フックで小笠原が座り込むが、ジャッジはノーダウン。距離を支配し植山のラッシュをさばき切った小笠原が判定勝利を収めた。
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