【KNOCK OUT】タイトル戦消滅で石井一成vs名高・エイワスポーツジムの豪華エキシ実現、大技飛び出し沸かす
キックスロード
『KNOCK OUT 2019 SPRING「THE FUTURE IS IN THE RING」』
2019年4月29日(月)東京・ベルサール高田馬場
▼第6試合 エキシビションマッチ 3分1R
―石井一成(ウォーワンチャイプロモーション)
勝敗なし
―名高・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム/ラジャダムナンスタジアム&ルンピニースタジアム認定ミニフライ級王者)
当初、メインイベントでフライ級(51kg契約)タイトルマッチとして王者・石井一成(20=ウォーワンチャイプロモーション)vsタネヨシホ(19=直心会)が対戦する予定だったが、28日行われた前日計量で挑戦者のタネが予備計量で大幅に体重オーバーし再計量でも2.4kgオーバーの53.40kgで規定体重をクリア出来ず。最後はタネの体調不良により試合続行不能と判断、中止に至った。
消滅したタイトルマッチだが、代替マッチとしてエキシビションマッチ3分2Rで日本人初のラジャダムナンスタジアム&ルンピニースタジアム認定ミニフライ級王者となった名高・エイワスポーツジム(18)が石井と対戦することになった。
1R、オーソドックスから右ミドルを放つ石井に対し名高は左ミドル、左ボディストレート、左ローとスピードある攻撃を返し、石井が圧力を発して右フック、左ストレートと放ってきても組みついて抑える。名高は石井の蹴り足を取って側転しながらの蹴りを見せ、客席を沸かせる。石井は踏み込んでの強打を狙うが、名高は蹴りを合わせ当てさせない。
2R、石井は前の試合に登場した町田ばりの居合パンチを見せ、今度は逆に客席を沸かせる。名高は左インロー、左ミドルと連続で蹴りを見せ、さらに石井の足を払って転倒させる。石井はしかしネックスプリングですぐに立ち上がる。
石井は右腕を叩き、名高にもっと蹴って来いと要求。それを受け石井も蹴りを連打で返すが、これはしかし名高がかわす。両者は最後パンチの打ち合いを見せ、盛り上がりを作って試合を終える。
エキシビションを終えた石井は「今日はご来場ありがとうございます。このような結果になり申し訳ありません。名高選手は急なオファーにも関わらず受けてくれて本当にありがとうございます。(那須川天心や名高の活躍は)刺激しかないですね。
同級生の天心くんと2つ下の彼が盛り上げてくれているので、負けてられないと思って練習・試合をしています。(ラジャとルンピニーの同時制覇は)ムチャクチャすごいですね。普通の人には絶対できないです。(今日は)すごい練習してきて、リング上でぶっ倒してやりたかったですけど、彼も頑張ってきて、体調を復活させてくると思うので応援しましょう。僕もノックアウトのフライ級チャンピオンとして格闘技界を盛り上げていくので、みなさん引っ張って行ってください」とファンに謝り、タネの変わらずの応援をとメッセージを送った。
名高は「今日は応援ありがとうございました。この話を頂いた時はビックリしたんですけど、大好きな一成選手とエキシビションができてうれしかったです。(ムエタイは)他の格闘技にはない技の華麗さや技の美しさがあると思います。6月に本場のタイ人との試合が決まっているので、もしよろしければ応援に来てください。ミニフライ級は日本では盛んではないですけど、体はまだ大きくなっているので、いずれこの舞台、日本の大きな舞台で戦えたらいいなと思っています」といずれKNOCK OUTのリングに再び上がることを希望した。
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