【ONE】ペットモラコットがムエタイ技を駆使し勝利、ジョルジオ・ペトロシアンは準々決勝で姿消す
ONE Championship
『ONE:Enter the Dragon』
2019年5月17日(金・現地時間)シンガポール・インドア・スタジアム
▼ONEフェザー級キックボクシング・ワールド・グランプリ 準々決勝
○ペットモラコット・ペッティンティーアカデミー(タイ)
判定2-1
●ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)
ペトロシアンはK-1 WORLD MAX 2009・10世界トーナメント覇者。昨年7月にはアメリカの『Bellator Kickboxing』が開催したイタリア大会で、同階級の現K-1 WORLD GP王者チンギス・アラゾフとの新旧K-1王者対決を制すなど、現在も世界のトップ戦線で活躍している。
ONEには昨年4月から参戦。現在までにキックルールで2試合を戦い、いずれも完勝だった。
一方、ペットモラコットはムエタイ二大殿堂のひとつ、ルンピニースタジアムで11年にミニフライ級、13年にスーパーフェザー級の王座を獲得した一流戦士。昨年6月から参戦中のONEでは、現在までに4戦3勝1敗(ムエタイルールで2勝1敗、キックルールで1勝)の成績を残している。
1R、ペトロシアンは前へ圧力をかけ相手の蹴りをつかんでパンチの連打に行く。カウンターでも右フックを当てぐらつかせる。
終盤に右のカウンターでペットモラコットの顎を上げる。
2Rは首相撲からヒザで前に出るペットモラコットだがペトロシアンの右フック、左ストレートと当てて行く。
ペットモラコットは後半に首相撲からヒザ蹴りでペトロシアンのパンチを打たせない。
3R、パンチとヒザ蹴りで積極的に前に出るペットモラコット。ペトロシアンは受けが中心となり手数は少なめだが足払いでコカすなど反撃。終了のゴングが鳴るとペットモラコットが大きく両手を上げ、首相撲とヒザを有効に試合を進めたペットモラコットが判定で勝利した。
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