【ONE】レギン・アーセルがニキー・ホルツケンに勝利、初代王者に輝く
ONE Championship
『ONE:Enter the Dragon』
2019年5月17日(金・現地時間)シンガポール・インドア・スタジアム
▼ONE 世界ライト級キックボクシングタイトルマッチ
●ニキー・ホルツケン(オランダ)
判定0-3
○レギン・アーセル (オランダ)
※アーセルが新王座に就く
ホルツケンは06年から09年にかけてK-1 WORLD MAXで活躍し、15年にはGLORY世界ウェルター級王座も獲得したベテラン。ボクシングのリングにも13年から上がり、昨年2月には代役ながら「WBSS」(ワールドボクシング・スーパーシリーズ)のスーパーミドル級トーナメントに出場した。ONEには昨年11月から参戦し、現在2戦全勝だ。
対するアーセルも昨年4月からONEに参戦し、こちらも現在2戦全勝。好調のオランダ人対決を制し、初代王座の栄冠に輝くのはホルツケンか、アーセルか。
1Rからお互いパンチの打ち合いに。ホルツケンの右ローを嫌がるアーセル。ホルツケンのバックスピンキックがアーセルの顔にヒット。
2R、アーセルが挽回しようと開始早々パンチの連打、ホルツケンの顎が上がる場面もあったが中盤からホルツケンがパンチ、前蹴りでボディを狙う。ホルツケンのヒザで倒れるアーセルだがローブロー判定。再開するとバックスピンキックをヒットさせるホルツケン。アーセルの動きが止まる。
3R、 アーセルがパンチからの2段蹴りのヒザ蹴りを顔面とボディ、そしてレバーブローを連打で叩き込みホルツケンの動きを止める。打たれっぱなしとなるがホルツケンは耐えきる。
4R、お互い疲労が見える中、パンチから顔への右ヒザでダウンを奪ったアーセル。ホルツケンが立ち上がると再び攻め込まれるが、間もなくゴングに救われる。
最終ラウンドは挽回を試みるホルツケンが積極的に攻めて行く。下がりながらもパンチを入れるアーセル。ホルツケンはボディ、バックスピンキックで詰め優勢に試合を進めたが、判定でアーセルが勝利しONE 世界ライト級新王座に就いた。
勝ったアーセルは「夢が叶った。チャンピオンベルトを獲得できて嬉しい。またシンガポールに戻ってくる」と語った。
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