【RISE】森本“狂犬”義久と篠塚辰樹の因縁対決は大激闘の末、森本が競り勝つ
RISEクリエーション
『RISE132』
2019年5月19日(日)東京・後楽園ホール
▼第1試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
○森本“狂犬”義久(BRING IT ONパラエストラAKK/同級2位)
判定 延長R 2-1 ※10-9、9-10、10-9(本戦は30-29篠塚、2者は29-29)
●篠塚辰樹(TEAM TEPPEN/同級5位)
昨年からいがみ合ってきた両者の因縁の対決がついに実現。
3月のリング上では両者の一触即発の挑発合戦に王者の工藤が止めに入る始末。
森本はこの数年間、RISEを盛り上げてきたエース的な存在で、パンチ、ハイキック、ヒザ蹴りと何でも倒せる破壊力を持ち15勝のうち10勝がKO。“狂犬”の異名通りアグレッシブな攻めに徹したファイターだ。
篠塚は昨年2月にプロボクサーからの転向初戦を迎え、いきなりRISEバンタム級4位に秒殺KO勝ち。3月の2戦目(RISEフェザー級王座決定トーナメント準決勝)こそ、現王者・工藤政英のロー攻めを前に2RKO負けとなったが、その後は4KO勝利を含む5連勝と大物ルーキーぶりを見せつけている。
両者は昨年11月に試合が決定していたが、森本が練習中に腕を骨折したため欠場。約半年ぶりの決着となる。
1R、篠塚は膝からパンチの連打を仕掛ける。篠塚のカウンターの右、そしてアッパーがヒットするが倒れない。森本も右フックそしてローを当てて行く。後半森本の右ローがヒットし篠塚はダメージを受けたか嫌がる。
2R、森本の蹴りにパンチを合わせる篠塚、森本は右ロー、ミドル、ハイと蹴りを打ち分ける。篠塚はジャブで止め右ストレートを入れて行く。互角の展開。
3R開始早々、篠塚はパンチの連打を放ちヒットするが森本は倒れない。中盤森本の右ローで篠塚の動きが止まる。篠塚の左フックで顔が横に流れる場面もあったが、終盤にも森本は右ローで詰め終了のゴング。
判定は1者が篠塚につけたが、2者はドローに。
延長Rでは篠塚の右ストレートで下がる森本、膝から左フックを当てる。パンチを顔、ボディ、アッパーと打ち分け篠塚のパンチがどんどんヒットする。
後半右手を痛めたか、得意の右が出せなくなる篠塚、そしてラスト30秒では森本のパンチと膝で防戦一方に。
判定は2-1で森本が激戦を制した。
勝った森本はマイクで「今日は生意気なやつぶっ飛ばした。何度でもぶっ飛ばしてやるからまた来い」と篠塚に対して言い放った。この大激闘、この一戦で終わることはなさそうだ。
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