【DEEP JEWELS】強豪柔道部出身の本野美樹、プロ2戦目でベテラン長野美香に勝利
DEEP事務局
「DEEP JEWELS 24」
2019年6月9日(日)東京・新宿FACE
▼8試合 DEEP JEWELSストロー級 5分2R
●長野美香(CORE王子豊島)
判定0-3 ※三者とも18-20
○本野美樹(AACC)
長野はレスリングの名門・中京女子大学レスリング部出身で、2007年12月にMMA(総合格闘技)でプロデビュー。以後、タレント活動もしていたルックスの良さで女子格闘技のアイコンとして活躍してきた、“元祖・美しすぎる格闘家”だ。
本野は東海大学柔道部出身、ロス五輪金の山下泰裕やシドニー五輪金の井上康生、近年ではリオ五輪で金を獲得したベイカー茉秋や田知本遥を輩出した柔道の強豪校だ。『RIZIN』でも活躍する渡辺華奈も同柔道部出身。本野は2017年2月の4年生時に講道館杯にて2010年世界選手権東京優勝&グランドスラム4度優勝の西田優香から抑え込みで一本勝ちを奪っている。卒業後に総合格闘技に転向。今年3月の総合格闘技イベント『HEAT』でプロデビューし、流血のマドンナこと鈴木万李弥を圧倒しフルマークの判定勝利を収めている。
1R、お互いサウスポースタイルから長野がジャブから右ストレートを出して行くが本野は組みにいき、足をかけテイクダウンに成功、長野は立とうとするとバックを取り再び長野を投げサイドポジションにいく。本野の首に足をかけ腕十字を狙いに行くが、本野はパウンドを連打。
2R、長野はジャブ、本野はインローで返す。リーチのある長野は圧力をかけパンチを右、左と当てて行く。本野は首を振りながら当てさせないようにするが、タイミングを見て当てて行くが決定打まではいかない。しかし、パンチを恐れない本野はラスト1分で長野に右フックをヒット。そして残り40秒で本野がタックルしテイクダウン。下になった長野はオモプラッタを狙いに行くが終了のゴング。本野がフルマークの判定勝利を収めた。腰が重く、投げ、寝技となると優勢に試合を進めベースの柔道の強さが所々に見えた。
勝った本野は「プロ2戦目で長野選手に決まって毎日が充実して試合が楽しみでした。その長野選手に勝つことができて素直に嬉しいです。これからもっと練習して大きな舞台で戦えるように頑張っていきたいと思います」とこれからの意気込みを語った。
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