【RISE】白鳥大珠がセクサンをパンチで圧倒、二度のダウンを奪い決勝へ進出
RISEクリエーション
「RISE WORLD SERIES 2019 Semi Final Round in OSAKA」
2019年7月21日(日) エディオンアリーナ大阪・第1競技場
▼第9試合 RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament(Aブロック)準決勝 3分3R延長1R
●セクサン・オー・クワンムアン(タイ/ソーソムマイジム/ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者、2015年ラジャダムナンスタジアムMVP)
判定 0-3(26-30、25-30、25-30)
○白鳥大珠(日本/TEAM TEPPEN/第5代RISEライト級王者)
セクサンは優勝候補と目されているムエタイのスター選手。前回3月のトーナメント1回戦では大雅を破って準決勝へ駒を進めた。対する白鳥は2013年の高校3年時、WPMF日本スーパーフェザー級王座に就き、2015年にはプロボクシングに転向して8勝(5KO)3敗。昨年6月にキックボクシングにカムバックしてからは無敗を誇る。前回3月のトーナメント1回戦ではヘクター・サンチアゴ(ブラジル)との打ち合いを制し準決勝進出した。
1R、右ハイキックから白鳥が仕掛ける。ローキックを蹴り合う両者。リーチで勝る白鳥はセクサンを入れさせないように、ロングのパンチコンビネーションから即座に蹴りを放ち距離を取る。ローキックで返すセクサンだが、パンチが届かない。白鳥のボディから左アッパーなど素早い連打が光る。セクサンはサウスポーの白鳥にローブローを繰り返してしまう。
2R、右のジャブからハイキックとリーチを活かす白鳥。中に入りたいセクサンの頭が白鳥の眉間に入り出血、試合が止まる。再開後、圧力を加えパンチで攻めるセクサンに。打ち合いの中白鳥の右フックが当たり、セクサンがダウン。すぐに立ち上がり、果敢に攻めるセクサンだが、落ち着いて対処する白鳥のアッパーが入る。ラスト20秒、白鳥の右ストレートから上段ヒザ蹴りが入り、ロープに追い詰められるセクサンだが、ゴングに救われる。
3R開始から打ち合う両者だが、白鳥が左フックで二度目のダウンを奪う。立ち上がり、勢いも衰えず出てくるセクサンに白鳥は落ち着いてボディからロー、ヒザを入れる。残り半分を過ぎた所でセクサンが更なる猛攻。怒涛のパンチでの圧力に白鳥は後退し攻撃出来ず。しかしラスト20秒、傷が開き血まみれの形相になりながらもハイキックやパンチで反撃する白鳥。ここでゴング。
判定は大差をつけて白鳥のフルマーク勝利。ムエタイのスーパースター相手に白鳥が嬉しい大金星を挙げた。
白鳥はマイクで「今回は吹っ切れて倒すことだけを意識してました。負けてもいい、そのかわり絶対に倒しに行ってやろうと。それにしても、セクサン選手、タフすぎやしませんか。これで少しは僕に期待してくれたんじゃないですか、どうすか?大阪から帰ったらすぐ練習して世界一取るために毎日練習したいと思います」と優勝へ一直線に向かうと意気込んだ。
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