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【RISE】梅野源治が左ミドルでチャンヒョン・リーを封殺、決勝は白鳥大珠との日本人対決へ

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2019/07/21(日)UP

チャンヒョン・リーとの3度目の対決を見事に制した梅野(右)

RISEクリエーション
「RISE WORLD SERIES 2019 Semi Final Round in OSAKA」

2019年7月21日(日) エディオンアリーナ大阪・第1競技場

▼第10試合 RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament(Bブロック)準決勝 3分3R延長1R
●チャンヒョン・リー(韓国/RAON/RISEスーパーフェザー級王者)
判定0-3 ※28-29、28-29、28-30
○梅野源治(日本/PHOENIX/元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者)

重く回転の良いパンチで梅野を追い詰めるシーンもあったチャンヒョン・リー(右)

”日本ムエタイ界の至宝”梅野源治と”韓国の鉄拳”チャンヒョン・リーが争う準決勝。このカードは2012年10月、2013年3月に続き三度目の対戦であり、1勝1敗で迎えた両者にとって完全決着となる一戦だ。ムエタイスタイルからRISEルールへの最適化を果たした梅野がリーを攻略するか、リーが”悪魔の拳”と呼ばれるパンチで梅野を粉砕するか。

 得意の左ミドルを打ち込む梅野にパンチで前進するリー。距離を維持したい梅野は前蹴りでリーの侵入を阻止するが、ロープに詰めたリーの左フックが梅野の顔面をとらえぐらつくシーンも。右ローから顔面へのパンチと豊富な手数で上下に打ち分けるリーに梅野はやや劣勢。

梅野(左)は2Rから多用した伝家の宝刀・左ミドルで形勢を一気に引き寄せた

 2Rになり梅野は徹底した左ミドル攻勢。脇腹、右腕にダメージを抱えてきたリーは強引に飛び込んで左フック、左アッパーに活路を見出すが、明らかに手数が減る。3Rに入ってからも左ミドルを中心に攻める梅野は、顔面へのパンチにコンビネーションをつなげ、接近すれば組みつきパンチを出させない。

 ペースは完全に梅野に傾いたが、終了30秒前に梅野の左スネから出血。ドクターチェック後、梅野は出血する左足でミドルを連打し、リーの前進を徹底的に阻止。2R以降完全にペースを握った梅野が判定をものにし、決勝へコマを進めた。

決勝は梅野(左)と白鳥(右)の日本人対決に決定

 決勝進出を決めた梅野はマイクを握り「決勝でセクサンと試合したかったが、白鳥選手と9月にやることが決まった。セクサンとはムエタイルールでもう一度戦うところまで登っていく。白鳥選手日本人同士盛り上げましょう」と白鳥へ呼びかけ。リング上へ招かれた白鳥も「僕の希望は梅野選手だったのでめちゃくちゃうれしいですよ。梅野選手は(自分が)一度キックを辞める前から一流の選手だったので、やることがあるとは思わなかったので気持ちが上がっています」とリスペクトの気持ちを表現。「めちゃくちゃ盛り上げて世界一決めましょう」と、日本人同士の決勝を盛り上げることを誓い合った。

※全試合結果はこちら

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