【RIZIN】マネル・ケイプが水垣偉弥を衝撃の右フック葬、堀口恭司との再戦をアピール
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.18』
2019年8月18日(日)愛知・ドルフィンズアリーナ
▼第10試合 スペシャルワンマッチ RIZIN MMAルール 61.0kg契約 5分3R ※肘あり
〇マネル・ケイプ(25=AKA Thailand、アンゴラ)
KO 2R 1分36秒 ※スタンドパンチ
●水垣偉弥(35=Sonic Squad)
日本人軽量級ファイターのトップランナーとしてUFCで日本人唯一の5連勝を飾るなど、世界を舞台に活躍してきた水垣。今年5月には国内での試合としては3年半ぶり、国内のプロモーションとしては10年半ぶりとなるDEEP参戦を果たし、昇侍に3-0の判定勝利。RIZINとべラトールの2団体王者である堀口恭司との対戦を目指し、今回RIZIN初参戦を果たした。
対するケイプはけた違いの身体能力と瞬発力、スタンドとグラウンド両局面での決定力を持ち、RIZINで存在感を示す25歳。戦前、10歳上の水垣を「おじいちゃん」と挑発、大会2日前のインタビューでも現在公開中の映画『ライオンキング』になぞらえ、水垣を「オールドライオン」と評して「若さで勝る自分の動きについてこられないはず」と自身の優位をアピールしてみせた。
そんなケイプの発言に「ライオンキングはあまり知らないので、ちょっとよく分からない」と右から左へ受け流した水垣だが、ケイプに対しては身体能力の高さ以上に「試合展開を作るクレバーさ」を警戒。ケイプのペースに付き合わないことを示唆していた。
1R、お互い探り合う中、数発ずつの打ち合いのあと、飛び込んでのアッパーを放つケイプだが、水垣はこれを冷静にさばき、逆に押し込みながら狙い組み付く。これもケイプは見切ってテイクダウンを許さない。ケイプの蹴りがローブローとなり、再開後、軽快なフットワークのケイプに対し、ローに合わせてパンチを単発で放つ水垣だが、「狙いすぎない」とセコンドから声が飛ぶ。
中盤、顔を突き出し「打ってこい」とケイプが挑発。左の強いインローを放つケイプに対し、その蹴りをつかんだ水垣だが、ケイプはすぐふりほどく。残り1分過ぎ、首を掴んだまま右フックを打ち込むケイプに対し、離れ際に右を返す水垣は、すぐさまボディを立て続けにヒットさせる。対するケイプが那須川天心のポーズ(トリケラトプス拳)から“天心キック”を放ったところでゴング。
2R、細かいフェイントで両者が探り合う中、時折飛び込んでのパンチや1Rに効果的だったボディストレートを打ち込む水垣。そのさなか、ケイプが瞬発力を活かした飛び込んでの右アッパーからコーナーを背負うように回り込んで右フック一閃!もんどりうって倒れた水垣の表情を確認し、レフェリーがすぐさま試合をストップした。
実力者を衝撃的な一撃で沈めたケイプはマイクを握ると「お前はもう死んでいる、なんだよー!」とまず日本語でひと吠え。さらにヒートアップしながら「心が燃えて誰も止められない。誰とでもやってやる!」と叫び、堀口との再戦もアピールしてみせた。
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