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【RIZIN】“愛知在住ブラジリアン”ダニロ・ザノリニが地元で伝説のキックボクサーに辛勝

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2019/08/18(日)UP

ザノリニ(右)がダメージとプレッシャーをかけ続けて判定勝利

RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.18』
2019年8月18日(日)愛知・ドルフィンズアリーナ

▼第9試合 RIZINキックボクシングルール 3分3R(75.0kg)
●ジョン・ウェイン・パー(オーストラリア)
判定1-2
○ダニロ・ザノリニ(ブラジル)

 これまでRISEウェルター級、ISKAスーパーウェルター級王座と数々のタイトルを獲得した経験を持つダニロ・ザノリニ。しかし昨年6月に自身が運営するジム「ブラジリアンタイ小牧」を火災で失い、ジム復旧のために昨年9月に復帰、今回が復帰2戦目となる。対戦相手のジョン・ウェイン・パーはキャリア100戦を超え、今回勝てば100勝目という伝説のキックボクサー。

ローキックを蹴り込むパー

 1R、共にオーソドックススタイルでローの蹴り合いから様子を伺う。パーはローと強振のパンチを織り交ぜる。手数の少ないザノリニだったがブラジリアンキックを思わせる右ハイキックでペースを譲らない。ラウンド終盤にパーをロープへ詰めたザノリニがラッシュを仕掛ける激しい展開に。

 2R、パーが左ミドルを数発蹴り込みながらパンチへのコンビネーションを見せれば、ザノリニは変わらずローを中心に組み立てる。ザノリニのガードの隙間を縫うように側頭部へフックを放つパー、ザノリニはかかと落としも見せるが手数が少ないか。ラウンド終了直前には共にバックスピンキックを打ち合い軽快さをアピール。

手数で上回るパーに重いパンチを返すザノリニ

 3R、パーの手数に対し、ザノリニは重い一発ずつで返す展開。パーはコンビネーション、その打ち終わりにザノリニがフックとローで応戦。パーがザノリニの左右のフックでバランスを崩す場面もあったがこれはノーダウン。残り時間1分を切ってもパーの手数は減らない。残り30秒を切ってようやく手が出始めたザノリニ。ゴングが鳴ると両者手をあげ勝利をアピール。
 判定は割れスプリットでザノリニが勝利、ダメージとプレッシャーをかけ続ける姿勢が勝負を分けた。

※全試合結果はこちら

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