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【KNOCK OUT】19歳・安本晴翔が流血する駿太にパンチ連打し下克上のKO勝利

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2019/08/18(日)UP

駿太の傷口へ向け安本(右)の非情の左がヒットする

キックスロード
『K.O CLIMAX 2019 SUMMER KICK FEVER』
2019年8月18日(日)東京・大田区総合体育館

▼第7試合 58KG契約 3分5R
●駿太(谷山ジム) 
KO 5R 1分13秒  ※パンチ連打
○安本晴翔(橋本道場)

流血しながらも果敢に打ち合う駿太

 駿太はこれまで60戦のキャリアを持つベテラン。6月のビッグバンでは左フックで2RKO勝ちするなど37歳という年齢においても現役トップクラスの実力を証明している。

 対戦相手は、REBELS-MUAYTHAI二冠王・安本晴翔(19=橋本道場)。ジュニア時代から数々のベルトを総なめにしてきたエリートだ。

 安本は幼少期の頃に駿太と撮ったツーショット写真をSNSにアップ。「駿太選手とやるくらいまで成長しました」とコメントを添えたところ大きな反響を呼んだ。

安本の左ハイも駿太の傷口を襲う

 試合は安本が連打で前に出る。連続する安本のフックを被弾し防戦一方になる駿太。駿太は間合いを外し持ち直そうとするも、安本は再び飛び込んでのパンチをヒットさせハイキックに繋げる。駿太は右まぶたをカットする。

 2R、駿太はリードジャブからボディストレートで圧力をかけるが、安本のパンチ、左ハイキックが駿太を襲い、駿太はなかなか安本を捕まえることができない。しかし1Rよりは安本を捉え、2Rの途中判定は2名が10−9と安本につけたが、1名は10−10のイーブン。駿太のアグレッシブさも評価された。

5Rでダウンした駿太。最初のダウンだったがダメージが多くまともに立てずKO負けとなった

 3R 駿太の出血がひどくなり、ドクターチェックが入るも続行。安本は駿太の右まぶたを狙い左を何度もクリーンヒットさせる。駿太のパンチも入るが、ラスト30で駿太の右まぶたに左フックの連打からバックハンドブローで更に傷口を広げる。

 4Rも駿太は執念で打ち合いに行くが、5R 前に出続ける駿太に安本の左を被弾。出血でのドクターチェックがあるも再開すると、安本が左ストレートで駿太の顎を上げ、パンチの怒涛の連打を浴び駿太はダウン。立ち上がろうとした駿太だが足がおぼつかず再びマットに崩れ安本のKO勝利となった。

●編集部オススメ

・駿太、子供の頃ファンだったという安本晴翔に「喧嘩スタイルで、経験の差を見せ付ける」

・安本晴翔、子供の頃ファンだった駿太にKO宣言

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