【K-1】再起戦のKANAが圧勝も、19歳・真優がダウン許さず健闘
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪~』
2019年8月24日(土)エディオンアリーナ大阪
▼第1試合 スーパーファイト K-1女子-52kg契約 3分3R 延長1R
○KANA(27=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
判定3-0 ※30-27、30-27、30-28
●真優(まひろ・19=月心会チーム侍)
KANAは15戦13勝2敗の戦績を持ち、破壊力のある打撃でこれまで6つのKO勝利を収めてきた。今年3月の大会でヨセフィン・ノットソン(22=スウェーデン)に敗れて以来の再起戦となる。
相手は地元大阪の19歳・真優。空手仕込みの打撃を武器に、16年8月に行われた「J-GIRLSフライ級ニューヒロイントーナメント」で優勝している。戦績は7戦4勝(0KO)1敗2分。
「誰が見ても実力差があるカード」「最低でもKO勝勝利する」というKANAの言葉通りの結果なるか、それとも地元大阪の新星が下剋上を起こすのか。
1R、ローはKANA、真優もローを返し積極的に前へ出ていく。前蹴り、ジャブ、ローを飛ばし、KANAのローにジャブを合わせるが、真優はクリンチが多く警告をもらう場面も。ラウンド後半からKANAの圧力が強くなり、真優のローに合わせてKANAのフックが入る。
2R、顔面前蹴りの真優にKANAは距離を詰めて左右のフック。KANAのボディが入り真優が下がる、さらにKANAはガードの隙間にアッパーを差し込む。真優もバックハンドブローなどで応戦するがKANAのパンチが何発も入り、防戦に回ることが多くなる。KANAは圧をかけてアッパー、ボディ、ローキックと攻撃を散らす。ハッキリとKANA優勢が出たラウンドとなった。
3R、インターバル中に地元の応援団からの“真優コール”を受けて、気合の声を上げる真優。
一方KANAは落ち着いた表情。左右のストレートで前に出る真優。しかしKANAはパンチを返すとミドルを効かせ、コーナーへ真優を詰めると左右の連打を浴びせる。真優も前蹴り、バックハンドブローで応戦するが、KANAはパンチ、バックスピンキックでボディを攻める。さらにローキックを見せてからのハイキック。一方的な展開となるが、真優は意地で立ち続け、ダウンすることなく試合終了。
判定は3-0でKANA。危なげなく勝利したもののKOはならず、真優が意地を見せ健闘し最後まで立ち続けた。
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