【K-1】大和哲也が二度のダウンを奪って再起を果たす
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪~』
2019年8月24日(土)エディオンアリーナ大阪
▼第5試合 スーパーファイト K-1スーパー・ライト級 3分3R 延長1R
○大和哲也(31=大和ジム/元WBCムエタイ世界スーパー・ライト級王者)
判定3-0 ※30-26、30-25、30-25
●近藤 拳成(20=大成会館/K-1甲子園2016 -65kg王者)
大和は国内外で数々のタイトルを獲得し、2010年にK-1 WORLD MAX -63kg Japan Tournament優勝で優勝。2017年4月に現K-1への電撃参戦、昨年11月にK-1第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメントの一回戦でゲーオ・ウィラサクレック(WSRフェアテックスジム)に左ハイキックで衝撃のKO負け。今回の大阪大会で約9か月ぶりの再起を目指す。
対する近藤は、関西で活躍する近藤三兄弟の次男で、K-1甲子園2016 -65kg王者。今年6月のKRUSH後楽園大会で1年振りの再起戦に臨み、FUMIYAから右ストレートでダウンを奪ってKO勝ちを収めた。第三試合で勝利した魁成は実弟。今大会のテーマの一つである”下剋上”を体現した組み合わせとなった。
1R、大和がミドルを当てながら前に出る。中盤大和がボディブローも入れる。終盤近藤も前に出てくる。大和は落ち着いて攻撃をさばく。
2Rも大和がプレッシャーをかけ、パンチからハイキック・ミドルと繋げると、近藤は手が出ない。大和が近藤をロープに詰めると、左フックを入れる。近藤の動きが鈍くなると、右ローを蹴りまくって削りにかかる大和。接近戦になると、時折近藤の右フックも入り出す。
終盤、大和も右ストレートが近藤のテンプルを捉えると、近藤はたまらずクリンチ。大和は更に飛びヒザも見舞う。
3R、ミドルからのパンチ連打と仕留めに来る大和。近藤も起死回生の右フックを入れるも、打ち合いの中大和の右ストレートに打ち抜かれ、ダウン。フラつきながら立ち上がる近藤に、大和がテンプルを狙い続ける。
根性で立ち続け、大振りのフックを振るう近藤。打ち合いの中大和も被弾、互いに動きが鈍くなる。大和の脱力したようなパンチが近藤にヒットすると崩れる近藤。それでも立ち上がる近藤に、大和がパンチ・ヒザで猛攻をかける。ゴングが鳴ると近藤はロープに寄りかかりしばらく動けなかった。
判定は大差の判定で大和の勝利。大和が新鋭を寄せ付けず、再度王座へ向かう道を拓いた。
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