【K-1】野杁正明が圧巻のKO劇で復活勝利
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪~』
2019年8月24日(土)エディオンアリーナ大阪
▼第10試合 スーパーファイト K-1ウェルター級 3分3R 延長1R
○野杁正明(26=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
KO 2R 2分35秒 ※左ボディ
●サミ・ラミリ(23=スイス/Mejiro Gym Amsterdam)
野杁は抜群のテクニックに加え破壊力のあるパンチ、キックで国内外の強豪を次々となぎ倒し、K-1スーパー・ライト級王者に輝いた後、そのベルトを返上しウェルター級に転向した。8連勝・5連続KOの勢いのまま今年3月、日本人無敗のジョーダン・ピケオーと対戦するも判定負け。今回は再起戦となる。
対するラミリはヘビー級王者・ロエル・マナートも所属するオランダの名門・メジロジムのファイター。本来、対戦予定であったムエタイのラジャダムナンスタジアム&ルンピニースタジアムウェルター級1位シンスリヤー・サクチャイチョート(25=タイ)が契約違反により出場停止。代役としてラミリの出場が決まった。
1R、ロー、前蹴りから入るラミリ。蹴りを中心に攻めるラミリに野杁はジリジリとプレッシャーをかける。ラミリをコーナーへ詰め、野杁は左ボディから右アッパー、左フックのコンビネーションでダウンを奪う。ラミリは立つも野杁はボディ、ヒザ、さらにボディでダウンを追加。何とかラミリが立ったところでラウンド終了。
2R、変わらずプレッシャーをかける野杁にラミリは左右のストレートからロー。野杁はしっかりガードして強烈なインロー。そしてラミリがパンチで前に出たタイミングでカウンターのヒザをボディへ突き刺す。するとラミリは一瞬後ろへ下がった後、耐え切れずにダウン。
立ったラミリは飛びヒザで逆転を狙うが、野杁は冷静に見て左右のボディを叩き込むとラミリが再び崩れ落ちレフェリーが試合をストップ。
試合前、「圧倒的にお客さんが引くようなKOを見せたい」と語った通り、野杁が段違いの実力差を見せ付けてのKO勝利を収めた。
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