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【K-1】皇治が延長突入の激戦の末、大岩龍矢を下して地元大阪大会のメインを締める

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2019/08/24(土)UP

気迫のこもった打ち合いに場内は沸いた

K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪~』

2019年8月24日(土)エディオンアリーナ大阪

▼メインイベント(第12試合) スペシャル・スーパーファイトin大阪 K-1スーパー・フェザー級 3分3R 延長1R
○皇治(30=日本/TEAM ONE)
延長判定2-1 ※10-9、10-9、9-10
(本戦判定1-0 ※29-29、29-29、29-28(皇治))
●大岩龍矢(27=日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

 地元大阪大会で2度目となるメインを務める皇治。試合前のビッグマウスやパフォーマンスで話題を呼び、昨年の大阪大会では武尊と激闘を繰り広げ一躍スター選手となった。対する大岩は武尊の同門であり強打が自慢のファイター。かねてから皇治戦をアピールしており、6月大会で芦澤竜誠から2度のダウンを奪って勝利し今回念願の一戦を迎えた。

 しかし皇治は大岩を「人気・知名度がない。対戦カードを期待してくれたファンに謝りたい」と、対戦相手として不足であるとバッサリ。大岩は「しっかりKO勝ちして黙らせて、大阪、全国にファンに恥をかかせてやろうと思います」と強気の発言。

必死の形相でパンチを振るう大岩

 試合前から舌戦を繰り広げてきた両者。因縁の対決を制し大阪大会のメインを締めるのはどちらか。

 試合開始前から会場には大きな皇治コールが響く。大歓声を背にゴングが鳴る。

 1R、ローの皇治に大岩はミドルを返す。ワンツーで前に出る皇治に大岩もストレートを返す。大岩は皇治をコーナーへ詰め、押し込むようにしながら連打を浴びせる。皇治もアッパーを返すが、大岩の攻勢は止まらない。

パンチで猛攻する皇治

 2R、ジャブを突く皇治に大岩は思い切りの良いストレート、フックを振るう。ボディ、ローを混ぜたコンビネーションの皇治を相手に大岩はワンツーを当てる。プレッシャーをかけてパンチを狙う大岩に、皇治はパンチからローへと繋ぐ。

 3Rもローの皇治に大岩はプレッシャーをかけてパンチを入れていく。近い距離での打ち合いになると大岩はパンチ、皇治はボディやローを当てる。互いに手数を出し続ける乱打戦。額を突きあわせる様な近い距離で打ち合い続けたまま3Rが終了。

 判定はジャッジ一人が皇治を支持したものの、残る2人はドロー。勝敗は延長戦に持ち越された。

皇治の勝利が告げられた瞬間、マットに崩れ落ちて悔しがる大岩。コーナーには武尊の姿も

 延長R、ジャブとローの皇治に大岩はパンチの連打。アッパー、フックの皇治に対して大岩は構わず前に出てパンチを振るう。密着しての打ち合いが続き、両者疲労で動きが落ちながらも気迫で前に出る。打ち合いが続き、場内大歓声の中ゴング。判定は皇治と大岩に一票ずつが入り、残る最後のジャッジが支持したのは、皇治。スプリット判定という僅差ながら皇治が地元大阪でのメインを飾った。

 試合後、マイクを握った皇治は「試合前は(大岩が相手で)ファンのみなさんごめんなさい、とか一丁前なこと言ったけど、大岩選手強かったです」と対戦相手へのリスペクトを口にすると、今後の目標として、昨年敗れている武尊への挑戦と、他団体に挑戦意思を表明。最後は、今日会場に来ている亀田史朗氏の決め台詞に習い、「K-1、3150(サイコー)!」と叫んで大会を締めた。

※全試合結果はこちら

●編集部オススメ

・メインの皇治と大岩龍矢が計量パス「覚悟があるのかな」(皇治)

・皇治が語った4つの目標「RIZIN、KNOCK OUT、俺一人でも行ってやる」

・【昨年の試合】武尊が大激闘で2度のダウンを奪い皇治を撃破、ファンの声に「必ず実現させる」

・皇治が魔裟斗、内山高志とスパー&ミット打ち「必ず勝たないと発言権もなくなる」

・大岩龍矢が武尊と渡米合宿でスタミナ強化、皇治戦に「爆発的なKOを見せる」

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