【RISE】スアキムが左ミドル一閃、“天心の靭帯を伸ばした男”サプンを一撃KO
RISEクリエーション
『RISE WORLD SERIES 2019 Final Round』
2019年9月16日(月・祝)千葉・幕張メッセ イベントホール
▼第8試合 RISE WORLD SERIES -59kg 3分3R延長1R
○スアキム・PKセンチャイムエタイジム(タイ/PKセンチャイムエタイジム/ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者)
KO 1R2分30秒 ※左ミドルキック
●ニキータ・サプン(ウクライナ/Octagon Kiev/2013年ヨーロッパテコンドー選手権王者、2016年テコンドー選手権ウクライナ大会銀メダル)
スアキムはルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王座に君臨するタイの英雄。今年7月21日に行われた大阪大会の「RISE WORLD SERIES 2019 -58kg」準決勝に出場。2018年2月の『KNOCK OUT』で激闘を演じた那須川天心と再戦し、那須川の胴回し回転蹴りによるカットによりTKO負けした。前日の公開計量では正規の計量時間に体重を作ることができず、約2時間遅れでパスしこの試合を迎えている。
対するサプンはテコンドーをベースにしたアグレッシブなファイター。2016年の12月29日には那須川のMMA(総合格闘技)デビュー戦相手として来日。TKO負けを喫したものの、腕十字で那須川の右腕の靭帯を伸ばした。RIZINからの推薦選手としてRISE初参戦を果たす。
1R、サウスポーで小柄なサプンが左に回りながら速い左ハイ。大きな回転蹴りを見せ会場を沸かせる。スイッチしてバックスピンキックと回転系の技を見せるサプンに、スアキムは攻めあぐねる様子を見せる。
サプンのパンチの入りにスアキムが右ミドルをヒット。一気にプレッシャーをかけたスアキムが逃げるサプンを青コーナーに追い込み、左ミドルをクリーンヒットさせるとサプンがもつれ込むようにダウン。スリップかと思われたが、うずくまり動かないサプンを見てレフェリーがダウンと裁定。そのままスアキムのKO勝利が宣告された。
スアキムはマイクを握ると「今日はありがとうございました。タイに勝利を持ち帰れてとてもうれしい。これからの試合も頑張ります」と勝利の喜びを語った。
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