【RISE】秀樹がダウンを奪い、変則ファイター・稲石竜弥を下す
RISEクリエーション
『RISE WORLD SERIES 2019 Final Round』
2019年9月16日(月・祝)千葉・幕張メッセ イベントホール
▼第5試合 -64kg契約 3分3R延長1R
○秀樹(新宿レフティージム/ライト級1位、K-1 REVOLUTION FINAL-65kg級世界王者)
判定3-0 ※29-28、29-28、30-28
●稲石竜弥(TEAM OJ/元Bigbangライト級王者、元MA日本ライト級王者、元APKFスーパーフェザー級王者)
秀樹は昨年2月にスーパーフェザー級王者チャンヒョン・リーを破り、満を持して今年2月に白鳥大珠との王座決定戦に挑んだがドクターストップによるTKO負けとなった。今回その怪我も完治し、再起戦を迎える。対する稲石はBigbangライト級王座、MA日本ライト級王座、APKF(アジア太平洋キックボクシング連盟)スーパーフェザー級王座と三冠を経験した強者。RISEには、2014年の100回大会以来の参戦となる。変則的な攻撃を武器に、相手を翻弄するトリッキーファイターだ。
1R、前後に重心を変えるステップで動く稲石が、序盤から飛び込んでからのパンチで攻め込む。秀樹は相手を入れさせないよう、ガードを上げ様子見を続ける。攻勢一方の稲石が、後ろ蹴りや連打からのバックブローなどトリッキーな攻撃を見せる。秀樹も落ち着いてミドルで返す。
2R、サウスポーの秀樹が右ジャブから左ミドルへと、中に入りに行く。秀樹のミドルが入り始める。稲石は掴みの注意を受けるも、アグレッシブに攻め続ける。稲石の右ミドルも入り始める。舌を出し挑発する稲石に、秀樹は今いち掴みきれず。
3R、秀樹がスーパーマンパンチで中に入る。パンチからミドルを返す稲石。秀樹がパンチからハイキックで攻めると、疲れてきたのか稲石は組む展開が多くなる。稲石の右ミドルに秀樹のパンチが合う。ラスト1分、秀樹がパンチ主体で猛攻をかけると稲石もパンチ・ミドルで応戦。打ち合いの中、またも稲石が右後ろ蹴りを放つと、蹴り終わりに合わせた秀樹の左ミドルキックがヒット右脇下にヒットし稲石がダウンする。立ち上がるも若干フラつく稲石に秀樹がパンチ・ハイキックで猛攻をかけラウンド終了。
判定は秀樹が3-0の勝利。秀樹が悔しいケガからの再起戦を勝利で飾った。
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