【RISE】白鳥大珠、梅野源治に1RKO勝利し世界王者に「これからは僕の時代です」
RISEクリエーション
『RISE WORLD SERIES 2019 Final Round』
2019年9月16日(月・祝)千葉・幕張メッセ イベントホール
▼セミファイナル(第11試合) RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament決勝戦 3分3R延長2R
○白鳥大珠(日本/TEAM TEPPEN/第5代RISEライト級王者)
KO 1R2分59秒 ※左ストレート
●梅野源治(日本/PHOENIX/元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者)
白鳥は2013年の高校3年時、WPMF日本スーパーフェザー級王座に就き、2015年にはプロボクシングに転向して8勝(5KO)3敗。昨年6月にキックボクシングにカムバックしてからは無敗を誇る。7月の準決勝戦では優勝候補と目されているムエタイのスター選手・セクサンから二度のダウンを奪い決勝へ登った。
梅野はムエタイ二大殿堂の一つ、ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王座にも君臨したことのある日本ムエタイ界の至宝。準決勝戦では1勝1敗の相手チャンヒョン・リーを得意の左ミドルで封殺した。
1R、白鳥はハイキック、梅野はミドルキックと互いに蹴り合いからスタート。サウスポーの白鳥に対し、梅野は序盤から右ミドルを蹴りまくってゆく。さらに左ロー、前蹴りを白鳥にヒットさせる梅野。白鳥は落ち着いて梅野のミドルをカットし、ワンツーを打ち込む。
梅野の蹴り終わりに、白鳥が前に出て右フックをヒットさせる。梅野もパンチを出していくと、白鳥はボディからパンチを打ち分けたコンビネーションで返す。白鳥の左フックがヒットし、梅野がのけぞる。続けて白鳥が右ジャブからの左ストレートをクリーンヒットさせると、モロにくらった梅野がダウン。しかしポーカーフェイスのまま、すぐに立ち上がる梅野。試合再開され白鳥が連打で詰め寄ると、左ストレートで梅野がグラリと倒れる。今度は立ち上がれずに、白鳥が衝撃の1RKO勝利で決着をつけた。
ベルトを巻いた白鳥は感極まったように涙を見せる。
世界王者の座を勝ち取った白鳥はマイクで「(トーナメントで自分は)ほとんど注目されてなかったと思うんですけど、僕の力だけじゃなくて、チームの仲間や会長たちのおかげ。(トーナメントでは)3回戦ったんですけど、どの選手も強くて、試合前不安で不安でしょうがなくて。今回も事前には強気な発言ばっかり言っていたのですけど、自分を信じて周りを信じてこういう結果が出たと思います」と周りのサポートが大きかったと感謝する。
さらに「このトーナメントを獲ったことによって、僕はRISEを引っ張っていきたいと思います。これからは僕の時代です。天心だけじゃありません。なんなら僕が一番上に出ようと思います。ありがとうございました」とRISEエースとして、同門・天心と競うように盛り上げると語った。
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