【RIZIN】プロハースカがヒョードル苦しめたマルドナドにパンチで圧勝、大みそか参戦をアピール
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.19』
2019年10月12日(土)エディオンアリーナ大阪
▼第13試合 スペシャルワンマッチ RIZIN MMAルール 5分3R(100.0kg)※肘あり
○イリー・プロハースカ(チェコ/Jetsaam Gym Brno)
KO 1R1分47秒 ※右ストレート
●ファビオ・マルドナド(ブラジル/CT Maldonado / Pako Thai)
プロハースカは2015年末に行われたヘビー級グランプリに参戦すると石井慧、ワジム・ネムコフを連続撃破。決勝でキング・モーに敗れたもののアグレッシブなファイトで日本のファンの心をつかんだ。その後RIZINのリングで快進撃を続け、今年4月のキング・モーとの再戦では3Rにパンチ連打でTKOをもぎ取り、RIZIN初代ライトヘビー級王座を獲得した。
対するマルドナドは2008年3月から破竹の10連勝(8KO)のレコードを引っ提げUFC参戦。グローバー・テイシェイラ、スティペ・ミオシッチ、クイントン・ジャクソンといった強豪らと激闘を繰り広げた。MMAのかたわらボクシングにも参戦し、22連勝22KOという驚異的なレコードも保持。2016年6月にエメリヤーエンコ・ヒョードルと対戦。結果こそ判定負けとなったが、ヒョードルをKO寸前まで追い詰めた。RIZIN初参戦となる今回、日本のリングにインパクトを残せるか。
両者オーソドックス。ジャブを突き前進するマルドナドへ、プロハースカがリーチの長いジャブを突き刺す。フェイントをかけながら距離を測るプロハースカへ、マルドナドもジャブを突きながらゆっくり左に回るスタンドの展開が続く。プロハースカの右ストレートからの左フックがヒットすると、マルドナドは顔を覆いながら後退。コーナーに詰めたプロハースカはガードの上から左右のフックを打ち込む。
動きを止めたマルドナドに右ストレートを直撃。返しの左フックはガード上にヒットするも、マルドナドはなぎ倒されるようにダウン。うつ伏せになったマルドナドにプロハースカが覆いかぶさったところでレフェリーが割って入り試合終了。パンチを得意とするマルドナドをプロハースカがパンチでKOする衝撃の結末となった。
勝利を収めたリングでマイクを握ったプロハースカは「ニホンダイスキ!」と日本語で挨拶。そして「大晦日での試合にまた出られるよう楽しみにしています。ベラトールであれ、どの選手であれ戦う準備があります」と大晦日の参戦をアピール。最後に「ここにいられるのがとても幸せ。本当にみなさんのサポートありがとうございました」と台風の中観戦に訪れた観客への感謝の言葉でマイクを締めくくった。
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