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【RIZIN】朝倉海が佐々木憂流迦に54秒KO勝利、大みそか堀口恭司とタイトル戦が決定

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2019/10/12(土)UP

朝倉海(右)がストライカーとしての本領を発揮、佐々木に組む暇を与えず秒殺KO

RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.19』
2019年10月12日(土)エディオンアリーナ大阪

▼第12試合 スペシャルワンマッチ RIZIN MMAルール 5分3R(61.0kg)※肘あり
○朝倉海(トライフォース赤坂)
TKO 1R 0分54秒 ※レフェリーストップ
●佐々木憂流迦(Serra Longo Fight Team)

 今年8月の『RIZIN.18』でRIZINとベラトールの世界2冠王、堀口恭司から秒殺勝利というジャイアントキリングを果たした朝倉海。大晦日に堀口とのタイトルマッチも期待されていたが、出場予定だった那須川天心の負傷欠場などでマッチメイクに苦戦する状況を知り、朝倉自ら出場に名乗りをあげた。

うずくまる佐々木に容赦なくパウンドを打ち下ろす朝倉

 元々、朝倉と佐々木の一戦は今年4月のRIZINで予定されていたが、佐々木が内臓疾患によるドクターストップのため欠場となり、対戦中止に。それが今回、スペシャルワンマッチの形で実現することとなった。ストライカー朝倉とグラップラー佐々木。究極の対決は今後のバンタム級勢力図を大きく変える一戦となるか。

 左ストレートから飛び込み組み付きにいく佐々木に、左フックから右ストレートをカウンターを打ち込み崩れ落ちる佐々木。倒れ込んだ佐々木に朝倉が上からパンチを打ち込み、うずくまる佐々木へヒザを叩き込む。佐々木は口の中から大きく出血する。ドクターチェックが入るが、アゴへのダメージが大きいと見たか、ドクターはそのままストップ。衝撃の1R秒殺KO劇で幕を閉じた。

ブレイクされた佐々木の口内は血で真っ赤に染め上げられていた

 朝倉はマイクを握ると「勝てましたけど、大振りになったり反省点は多い。このままじゃダメかな」と反省。「憂流迦は寝技が得意な選手なので、寝技に付き合わないように打撃で勝負しようと思っていた」と作戦通りの勝利であることを明かした。

 そしてリングの上から「堀口選手今日いますかね?」とRIZINバンタム級王者の堀口恭司に呼びかけ、「誕生日おめでとうございます。僕からの誕生日プレゼントです」と10月12日の今日、29歳の誕生日を迎える堀口を祝福。「大晦日もう一度ベルトをかけて勝負しましょう」と大晦日の決戦を呼び掛けた。

この勝利を受け、大晦日に堀口恭司(左)とのRIZINバンタム級王座をかけた再戦が決定

 それを受けた堀口もリングに上がり、手にしていたRIZINのベルトを朝倉に押し付けるように渡すと「一回負けてるからベルトなんていらないよ。次獲りに行くから見ててよ」と挑戦者としての気持ちで再戦に臨むことを宣言。

 両者の宣言を聞いた榊原伸行RIZIN CEOがリングに上がり、12月31日大晦日に行う両者の対戦を正式にRIZINバンタム級タイトルマッチとすることを発表した。

※全試合結果はこちら

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