【ONE】デメトリアス・ジョンソンがグラウンドで圧倒しフライ級GP制覇
ONE Championship
『ONE: CENTURY PART I』
2019年10月13日(日)東京・両国国技館
▼コーメインイベント第10試合 フライ級ワールドグランプリ決勝(61.2kg) 5分3R
○デメトリアス・ジョンソン(33=アメリカ)
判定3-0
●ダニー・キンガッド(24=フィリピン)
ジョンソンはUFC世界フライ級王者として歴代最多の11度防衛を記録し、28勝3敗の戦績を持つ。”史上最高のパウンド・フォー・パウンド”と称される圧倒的な実力を武器にUFCから移籍。今年3月にはフライ級グランプリ一回戦で若松佑弥に2R一本勝ち、8月には和田竜光を判定で下しグランプリ決勝進出を果たしている。
対するキンガッドはフィリピンの散打国内王者。ONE世界王者を5人輩出するフィリピンの総合格闘技ジム「チーム・ラカイ」所属に所属し、”THE KING”のあだ名を持つ。2014年のデビューから8連勝を記録し2017年にアドリアーノ・モラエスのONEフライ級王座に挑戦するも1R一本負けを喫した。フライ級グランプリでは仙三、リース・マクラーレンを下し決勝の切符を手にしている。
1R、いきなり右ハイキックを放つキンガッド。ジョンソンは右ストレートからタックルを仕掛けるが、テイクダウンはとらせない。ローキックの打ち合いの中、ジョンソンが上にフェイントを入れてからのタックルでテイクダウン。ハーフの状態からフロントチョークを狙うジョンソンは、離れ際に背後から右フックをキンガッドの顔右側面にクリーンヒット。逃れられてもマウントを取り主導権はジョンソンが握る。
2R、キンガッドを下にジョンソンがパスガードを繰り返す。キンガッドの右カーフキックがやや効いた素振りを見せたが、ジョンソンの高速タックルでグラウンドに持ち込まれてしまう。フロントチョークをしのぐもジョンソンの流れるようなパスガードで主導権を握られ続け、キンガッドはグラウンドでは手が出ない。
3R、キンガッドの右ストレートを避けたジョンソンがタックルでテイクダウンを奪う。常に動き続けるジョンソンがフロントチョークを取りに行くが、隙をつきキンガッドに上を取られるが、間も無くジョンソンが上を取り返す。キンガッドもよく動きジョンソンに決めさせないまま時間が過ぎ終了のゴング。主導権を握り続けたジョンソンがジャッジ3名から支持を受け、フライ級グランプリ優勝を勝ち取った。
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