【ONE】岡見勇信がマレーシア人ファイター・ターニとの接戦を制しONE初勝利
ONE Championship
『ONE:CENTURY PART I』
2019年10月13日(日)東京・両国国技館
▼プレリム第5試合 ウェルター級
○岡見 勇信(EXFIGHT)
判定2-1
●アギラン・ターニ(マレーシア)
岡見はこれまで49戦のキャリアを持つベテランで、UFCミドル級で活躍しアンデウソン・シウバとのタイトルマッチも経験。その後も国内、海外の団体で戦い、UFCとの再契約を経て2019年からONEに参戦。しかし現在3連敗と厳しい状況だけに日本大会で何とか勝利が欲しいところ。
対するターニはマレーシア人ファイターで戦績は10勝3敗。そのうち8つがKO・一本という高いフィニッシュ率を誇り前戦では秋山成勲を判定で下している。
開始早々からターニが飛び蹴り、岡見は冷静にさばくと前手で距離を測って行く。ハイキック、ストレートで前に出るターニのプレッシャーを受けながら、岡見は組みつくとケージにターニを押し付けてテイクダウン。しかしターニはすぐ立ち再びスタンドへ。ターニのヒザに合わせて岡見がタックルでテイクダウン。ギロチンを狙うターニのボディへパウンドを入れると、立とうとしたターニのバックを奪い隙を見て素早くバックチョーク。しかしターニは粘り続け何とか脱出。再びスタンドになったところでゴングとなった。
2R、いきなり飛びヒザはターニ、岡見は受け止めてケージに詰める。ターニの細かいクリンチアッパーが入るが、岡見は四つからテイクダウンしすぐにバックへ、脚で4の字ロックを組んでしっかりと固定しチョークを狙うがターニはさせない。ターニはまたもポジションをずらして脱出しスタンドへ。しかし岡見はすぐにテイクダウン、再びターニがギロチンに捉えたところでラウンド終了。
3R、岡見の左ストレートがヒット。ターニも右ストレートや左フックを振る。タックルに来た岡見をつぶしターニが上になると、これまでとは逆にターニがバックにつく。カカトでの太もも蹴りをコツコツ当てるターニ。岡見は向き直ることに成功するが以前トップはターニ、膝立ちになる岡見のバックにつきターニは太ももへヒザを連打。最後もターニがバックを支配し続け試合終了。
テイクダウンとグラウンドコントロールでは岡見だが、有効打ではターニ。注目の判定は2-1のスプリットで岡見。ターニの追撃を振り切って岡見が念願のONE初勝利を手にした。
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