【ONE】若松佑弥が右手を骨折しながらも韓国のデファンに判定勝利
ONE Championship
『ONE:CENTURY PART I』
2019年10月13日(日)東京・両国国技館
▼プレリム第7試合 フライ級
○若松佑弥(TRIBE TOKYO M.M.A)
判定3-0
●キム・デファン(韓国/KukJe Gym/Ryeong Promotion)
若松は11勝のうち10勝がKOという破壊力のある打撃を武器とし、2018年からONE参戦、フライ級GPでは元UFCフライ級王者のデメトリアス・ジョンソンを相手に好勝負を演じ、今年8月大会ではゲジェ・ユースタキオをパンチでKOしている。
デファンはテコンドーをバックボーンに持ち、2013年にONEデビュー。バンタム級王者・ビビアーノ・フェルナンデスへの挑戦経験も持ち、今成正和にも勝利している。
1R、打撃を得意とする両者。細かくステップを踏むデファンに対し若松は両腕を下げたゆったりとした構え。一気に右を振って飛び込む若松。デファンのパンチに左右のフックも合わせる。プレッシャーをかけるのは若松。鋭いジャブを刺していく。デファンも若松のローに合わせて右ストレート。さらにタックルをフェイントに右を当てる。終盤はデファンが中央を取ってプレッシャーをかける中でラウンド終了。
2R、ジャブを突いていく若松。デファンはそこにローを合わせる。互いに慎重になっているのか見合う場面が多くなる。組みつく場面も見せるデファンに対して若松はジャブ。ここでデファンが突進し組みからテイクダウンを取るが若松はすぐに立つ。しかしデファンは若松の片足を肩に担ぐようにしてパンチを当て、テイクダウン。パウンドを当て試合を動かしてラウンドを終えた。
3R、変わらずジャブの若松。デファンもロー。デファンがパンチを振ってきたところで今度は若松がテイクダウン。しかしすぐデファンも立つ。若松は再びテイクダウンを決めるがすぐ離れてスタンドへ。前に出るのはデファン。そして逆に若松をタックルからテイクダウンに成功。さらにマウントから肩固め、ヒジを落とす。逃げる若松のバックにつきチョークを狙うが、若松は瞬発力を使って反転し脱出に成功。スタンドとなるが疲労からか互いに手が出ず試合終了。
判定は3-0で若松。納得のいかない表情で首を振った若松はインタビューで、1Rで右手を骨折していたことを告白。「しっかりと勝てたことは良かったと」コメントしながら笑顔を見せずにケージを後にした。
●編集部オススメ
・【前回の試合】若松佑弥がユースタキオに鮮烈な1RKO勝利で再起を果たす
・10.13両国のリングガールズは韓国美女「日本女性にも挑戦してほしい」
・平田樹がリカ・イシゲを圧倒、一本勝ちでデビュー2連勝も「寝技になっちゃってすみません」と反省
・岡見勇信がマレーシア人ファイター・ターニとの接戦を制しONE初勝利
・【ONE】デメトリアス・ジョンソン「ストリートファイター」惨敗も実戦は「いつでも」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!