【ONE】”野生獣”手塚裕之がパンチで主導権を握りペルペトゥオに勝利、パンクラスが2連勝
ONE Championship
『ONE: CENTURY PART II』
2019年10月13日(日)東京・両国国技館
▼プレリム第2試合 ウェルター級(83.9kg)/修斗vsパンクラス 王者対決マッチ 5分3R
●エルナニ・ペルペトゥオ(34=ノヴァ・ウニオン/修斗世界ウェルター級王者)
判定0-3
○手塚裕之(29=ハイブリッドレスリング山田道場/TGFC/ウェルター級暫定キング・オブ・パンクラシスト)
ペルペトゥオは修斗ブラジルの王者にしてUFC参戦経験もあるファイター。20勝の勝ち星のうち9つのKOと5つの一本勝ちを含む高いフィニッシュ率を誇る。対する手塚もパンクラスでの勝利7勝のうち6勝が打撃によるKOというハードヒッター。今年6月に高木健太を下しウェルター級暫定王座を獲得。修斗vsパンクラスの対抗戦への出場権を勝ち取った。
1R、183cmの長身から繰り出されるリーチの長い右ローに合わせ手塚が踏み込んで左右のフックを打ち込む。手塚は踏み込みパンチを振っていくが、ペルペトゥオが足を使い距離を保つ。徐々に距離を詰める手塚は左ボディフック、右ボディストレートと下にパンチを伸ばす。終了直前には手塚が飛びヒザ蹴り、右ハイキックを見せる。
2R、ペルペトゥオへ手塚がタックルを仕掛けるも切られ、スタンド状態が継続。めっきり蹴りが出なくなったペルペトゥオへ飛び込んで手塚は左ボディフック、顔面へ左フックとパンチを打ち込んでいく。詰める手塚にペルペトゥオは足を使い距離を取り、双方パンチを出すも単発で終わる。
3R、リーチに勝るペルペトゥオが左右のストレートで手塚を突き放す。スタミナが回復したか、ペルペトゥオはバックハンド、ハイキック、バックスピンキックと大技を見せるが徐々に失速。手塚は再びプレッシャーを強める。2分ごろ、手塚はここまでほとんど見せなかったタックルを仕掛けテイクダウン。手塚が上になるがペルペトゥオが腰裏で足を組み、手塚は上体を起き上がらせることができない。手塚は一度離れ、飛び込みながらパウンドを打ち下ろし、ペルペトゥオは足を突き上げ応戦。両者もみあうまま終了のゴングを向かえ、終始主導権を握った手塚が判定勝利を収めた。
手塚は「バックスピンが多すぎてびっくりした!」とペルペトゥオの動きに困惑したことを告白。そして前日夜からの台風にも負けず会場に来た観客へ「今日は台風ですごい大変だったのに来てくれてありがとうございました。楽しんでいってください!」と感謝の言葉を伝えマイクを終えた。
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