【ONE】賞金1億円トーナメントはペトロシアンが完封勝利で優勝
ONE Championship
『ONE: CENTURY PART II』
2019年10月13日(日)東京・両国国技館
▼コーメインイベント第7試合 フェザー級キックボクシングワールドグランプリ決勝
○ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)
判定3-0
●サミー・サナ(フランス/アルジェリア)
フェザー級キックボクシングワールドGP決勝戦。ペトロシアンは09年、10年と圧倒的な強さでK-1 WORLD MAXトーナメントを連覇。その後GLORYなどヨーロッパのリングでも活躍。今回のトーナメントでは準々決勝でムエタイの強豪ペットモラコットに判定2-1で敗れるも、ペットモラコットのクリンチの反則が適切に裁かれていなかったことにより再戦。今度はペトロシアンが勝利し、続く準決勝もタイのナタウットを左ストレートでKOし、決勝へと駒を進めた。
対するサナはムエタイとキックボクシングの世界王者に3度輝いており、アグレッシブなスタイルでKOの山を築いてきた選手。今回のトーナメントではノーマークの存在ながら準々決勝ではムエタイのレジェンドであるヨードセングライを撃破する番狂わせ。準決勝でもロシアのアスケロフを下し決勝進出を果たした。
優勝賞金100万ドル(約1億800万円)のトーナメント。大本命のペトロシアンが下馬評通り優勝を果たすか、ダークホースのサナがまたも番狂わせを起こすか。
1R、ハイキックはサナ。サウスポーのペトロシアンはローでサナを崩しながらワンツーを入れていく。リーチで優るサナは顔面へヒザを飛ばすが、ペトロシアンはガードしてミドルキック。右手のリードで上手く距離を測るペトロシアンに、サナはなかなか有効打を当てられない。
2R、ペトロシアンの強いローが入る。サナはヒザ、ハイで攻めるがペトロシアンには当たらない。パンチもスウェーでかわし、ローを的確に積み重ねていくペトロシアン。サナはペトロシアンの蹴り足を掴んでパンチを放つも上手くかわされる。
3R、逆転を狙い速いテンポで前に出てパンチ、ヒザを狙うサナ。だがペトロシアンはスウェーやサークリングも使いながら距離を制し、ミドルやアッパー、左ストレートを当てる。最後までペトロシアンのペースで試合終了。
判定は3-0でペトロシアン。優勝大本命のペトロシアンが頭一つ抜けた実力を見せて優勝賞金100万ドルを手にした。
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