【ONE】ライトヘビー級王者ンサンがヘビー級王者ベラをTKOで沈めて防衛成功
ONE Championship
『ONE: CENTURY PART II』
2019年10月13日(日)東京・両国国技館
▼メインイベント第11試合 ライトヘビー級世界タイトルマッチ
○アウンラ・ンサン(ミャンマー)
TKO 2R ※パウンド連打
●ブランドン・ベラ(フィリピン)
※ンサンが防衛に成功
ONE100回大会のメインを飾るのはライトヘビー級のタイトルマッチ。防衛戦を迎えるミドル級・ライトヘビー級二階級王者のンサンは2005年にMMAデビューすると17年にONEミドル級王座、そして翌18年にはライトヘビー級王座を獲得。母国ミャンマーでは英雄的存在で銅像が建てられるほど。破壊力のあるパンチを武器とする激闘型ファイターで、25勝のうち23勝が一本・KOというフィニッシュ率を誇り、現在6連勝中。
対するはヘビー級王座を保持するベラ。こちらも一発で終わらせる打撃を持ち味とするファイター。UFCで長らく活躍し、ジョン・ジョーンズやマウリシオ・ショーグンらとしのぎを削ってきた本格派だ。ONEに参戦してからは4戦全勝、二人合わせて3つのベルトを持つ両者の対決、記念すべきメモリアル大会の最後に立っているのはどちらか。
1R、ふくらはぎを狙うカーフキックで先制はンサン。互いにジャブからンサンはバックスピンキック。対するベラは強烈なミドルを返す。ンサンのカーフキックが入るとベラの足が流れる。しかしベラはンサンの蹴り足を掴んで転ばせると起きたところにヒザ、さらにヒジをヒットさせる。ンサンのカーフキックを嫌がってか、ベラはオーソドックスからサウスポーにスイッチ。緊張感がある中で1Rが終了。
2R、前に出てくるンサンを足を引っ掛けるようにして転ばせるベラ。ンサンがワンツーで前に出るとベラもヒザからパンチを返す。ンサンのカーフキックにベラの体が傾く。前に出るンサンに合わせベラは左フック。しかしンサンのパンチでベラの体がぐらつく。一気に攻勢に来るンサンにベラもパンチを返し激しい打ち合いに。ンサンはバックヒジ、さらにパンチで畳み掛けるとベラがダウン。四つん這いになったベラにンサンはヒザ、さらにパウンドをまとめるとレフェリーが試合をストップ。ンサンが最強の挑戦者を退け100回大会を締めた。
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