【ONE】元フライ級王者ユスターキオ、3年前のリベンジ達成
ONE Championship
『ONE:MASTERS OF FATE』
2019年11月8日(金・現地時間)フィリピン・マニラ モール・オブ・アジア・アリーナ
Photo by OneChampionship
▼フライ級
◯ジェヘ・ユースタキオ(フィリピン)
KO 3R 2分11秒
●トニ・タウル(フィンランド)
ONE世界フライ級王座の戴冠経験を持つユスターキオだが、タウルには2016年にリアネイキッド・チョークで一本負け。リベンジを期して今回の一戦に臨む。
1R、15cmの身長差があるタウルは組みつくとスルリとバックへ回ってグラウンドへ持ち込む。パンチを打ち込みながらスリーパーを狙うタウル。左腕が顔に巻きつくがユスターキオはアゴを引いてしのぎ、タウルを前方に振り落とす。下になったタウルはガードを取り、カカトでユスターキオを蹴っていく。長い脚のタウルに絡めとられ身動きできないユスターキオだったが、レフェリーのブレークでスタンドに戻る。
2R、ユスターキオは組みつきを警戒しながら左ジャブ・左フックと振るっていく。リーチで劣るユスターキオだが打撃戦は優位に展開。このラウンドはタウルに組ませず、組みに来ても左フック・右ストレートで脅かす。ユスターキオはラウンドの進行とともに動きに伸びやかさを増し、バックキック、バックブローと繰り出す。タウルがユスターキオを詰められずに2Rを終える。
3R、地元の声援を受け、ユスターキオはフック、ローと前進。ローもカーフキックのように低く放つ。タウルは出足が鈍り、ユスターキオはボディへのバックキック。タウルが首相撲のように掴みに出てもユスターキオはアッパーで引き剥がし、最後はボディへの右バックスピンキック。タウルは膝をついて崩れ落ち、ユスターキオの鮮烈KO劇となった。
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