【K-1】テク二シャン佐々木大蔵がパワーの鈴木勇人を翻弄し判定勝利
K-1実行委員会
『“K-1冬のビッグマッチ 第1弾 横浜”「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~」』
2019年11月24日(日)横浜アリーナ
▼第7試合 スーパーファイト K-1スーパー・ライト級 3分3R・延長1R
○佐々木大蔵(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
判定3-0 ※30-28、30-28、29-28
●鈴木勇人(日本/K-1ジム五反田チームキングス)
佐々木は確かなテクニックを武器に2016年にはKrushライト級王座を獲得。2018年には第3代K-1スーパー・ライト級王座決定トーナメント準優勝となる。今年6月の両国大会ではK-1初参戦の不可思と激闘を演じ、TKO勝利を収めた。
対する鈴木は強烈な左ミドルと左ストレートを武器に今年1月にはKO勝利でKrushスーパーライト級王座を獲得。現在4連勝中と波に乗る。
1R、佐々木が右のミドルで先制。鈴木はローから得意の左ミドル、しかし佐々木は打ち終わりにローを返す。打ち合いの中で鈴木の左ストレートがヒット。佐々木も右ストレートを当てるがパワーでは鈴木が上か、コーナーに追い詰めて佐々木を防戦に回す。
2R、鈴木は得意の左ミドル。しかし佐々木は打ち終わりにアッパーからストレートを当てる。ミドルだけでなくハイも狙う鈴木だが、佐々木は前蹴りやバックステップで上手く距離を取り右のミドルやフックを的確に当て鈴木を下がらせる。
3R、ギアを上げて前に出る鈴木。左のミドルから左右のフックで攻める。佐々木はインロー、ヒザ、ミドルなど蹴りを打ち分け、ガードのすき間にワンツーを叩きこむ。多彩な技で佐々木がペースをつかむが、鈴木は強引な左右のフック、これが効いたか一瞬佐々木の動きが止まるが、持ち直して右ストレートを返すと今度は鈴木がロープにもたれるようにバランスを崩す。判定は3-0で佐々木、老獪なテクニックを見せて鈴木の勢いを封じ込めた。
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