【K-1】“日本人キラー”ピケオーが18歳の新星・近藤魁成を粉砕KO(動画あり)
K-1実行委員会
『“K-1冬のビッグマッチ 第1弾 横浜”「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~」』
2019年11月24日(日)横浜アリーナ
▼第15試合 スーパーファイト K-1ウェルター級 3分3R・延長1R
○ジョーダン・ピケオー(オランダ/Mike’s Gym)
KO 2R 2分40秒 ※パンチ連打
●近藤魁成(日本/大成会館)
現役高校生の近藤はK-1甲子園を2017、2018年と優勝し史上初の連覇を達成。K-1では今年3月に瑠久にKO勝利すると、6月大会では木村“フィリップ”ミノルを相手にダウンを奪い、その後左ボディでKO負けを喫したものの大きなインパクトを残した。続く8月大会では松岡力をKOし復活勝利、試合前にはK-1MAX世界王者・魔裟斗の指導も受け、キャリア最大の強敵・ピケオーに挑む。
オランダ出身のピケオーは現在5連勝中、これまで佐藤嘉洋を始め日菜太、木村“フィリップ”ミノル、野杁正明など並み居る強豪を下し日本人に対しては全勝を誇る。しかし前日会見では体調不良のため欠席とコンディションには不安が見える。
勝者は久保優太の保持するウェルター級王座挑戦へ大きく近づく一戦。18歳の新星が大番狂わせを起こしてピケオー神話を終わらせるか。日本人キラーが無敗記録を伸ばすのか。
1R、高くガードを上げつつプレッシャーをかけていくピケオー、近藤はその周りをステップしつつ右フックやローキックを打ち込んで行く。パンチからローにつなげ積極的に手数を出す近藤に対し、ピケオーは焦らずじわじわとプレッシャーをかけ、ストレートを飛ばす。
2R、ステップしてローを飛ばす近藤にピケオーは距離を詰めてボディ、飛び込んでパンチをまとめる。近藤もスピードのあるパンチを放つがピケオーのパンチは一発の重さが違う。そして近藤にロープを背負わせてピケオーがワンツー。テンプルをかすめたパンチに近藤が一瞬遅れてダウン。立った近藤はダメージを見せずに攻勢に出るがピケオーは入ってきたところに右ボディでダウンを追加。さらに立つ近藤だがピケオーはプレッシャーを強め、最後はコーナーに詰めて左右のパンチを叩きこむと近藤が崩れ落ち試合終了。圧倒的な強さでピケオーがまたも日本人ファイターを粉砕した。
試合後マイクを持ったピケオーは「近藤はとてもいい選手だった。自分のやりたいことが全然できなかった。将来はもっといい選手になると感じた」と近藤の将来性を評価しつつ、「早くベルトをかけて試合をしたい」と王者・久保優太戦をアピールした。
▼この試合の動画
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