【ONE】澤田龍人がONE初敗北、打撃優位もボカンのグラウンド技術を攻略できず
ONE Championship
『ONE:MARK OF GREATNESS』
2019年12月6日(金・現地時間)マレーシア・アシアタ・アリーナ
Photo by ONE Championship
▼第1試合 ストロー級 5分3R
●澤田龍人(24=日本/AACC)
判定0-3
○ボカン・マスンヤネ(25=南アフリカ)
澤田は修斗をホームグラウンドに腕を磨き、2018年7月、10月にONEの人材育成シリーズ「ONE Warrior Series」で連勝。今年8月にONE本戦デビューを果たし、アジズ・カリム相手に1R68秒の電撃勝利。”ドラゴン・ボーイ”の異名通りの躍進を果たし、一躍ONEストロー級の注目株に挙げられている。
対するボカンは155cmと小柄ながら、驚異の身体能力を活かしたレスリングを武器にする危険なファイター。5戦全勝のキャリアを引っ提げ今年7月にパンクラスへ参戦。ランカーの荻窪祐輔をグラウンドで圧倒し、何度もジャーマンスープレックスで投げまくる異次元の強さを見せつけた。
細かくスイッチを繰り返すボカンに対し、オーソドックスの澤田はジャブからワンツー。ボカンは下から突き上げるようなストレートを繰り出すと、勢い余ってバッティングになってしまう。一時中断からの再開後、澤田は右のショートストレートをヒットさせるが、澤田の投げから入ったグラウンドではボカンにバックを取られる。
ボカンの投げを警戒する澤田は低く体勢をキープするが、ボカンは澤田の背後からヒザ蹴りを打ち込んでいく。
2R、変わらず細かいスイッチを繰り返すボカンに澤田は右ストレート、飛びヒザ蹴りを見せるが、組まれるとまたもバックを取られてしまう。脱出した澤田は、スタンドでは右ストレートを上下に散らし優位に立つが、組まれるとバックを取られ主導権を握られる。正面を向いても上を取られ、決め手はないものの流れはボカンに支配されている印象。
3R、逆転を狙う澤田はスタンドで勝負。何度も左右ストレートをヒットさせるも組まれれば途端に後手に回らされる。ガードポジションの澤田へコツコツパウンドを当て、バックに回ればそのまま何度も回転しコントロール状態をアピールする。残り40秒でブレイクされ、スタンドに戻った澤田はラッシュを仕掛けるが、ボカンも手を出しフィニッシュさせずに終了のゴング。主導権を渡さなかったボカンが判定勝利を収め、無傷の7連勝を飾った。
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