【ONE】秋山成勲と戦ったアギラン・ターニが無敗のスキーロとの接戦に競り勝つ
ONE Championship
『ONE:MARK OF GREATNESS』
2019年12月6日(金・現地時間)マレーシア・アシアタ・アリーナ
Photo by ONE Championship
▼第4試合 ウェルター級 5分3R
○アギラン・ターニ(24=マレーシア)
判定2-1
●ダンテ・スキーロ(25=アメリカ)
ターニはマレーシアが誇るMMAファイター。ONEではデビュー以来6連勝でウェルター級タイトル戦に挑んだ経歴を持つ有望株だ。今年6月に秋山成勲の4年ぶりの復帰戦の相手を務め判定勝利、10月の両国大会では岡見勇信と激戦を繰り広げ2-1の僅差判定で敗れた。地元マレーシアの声援を背に再起を図る。
対するスキーロはレスリングをバックボーンにプロ転向後6連勝無敗、うち5つをフィニッシュという高いフィニッシュ率を誇るホープ。ケガにより欠場したムハンマド・カラキの代打として急遽ONE初参戦が決定した。
1R、様子を見るようなスキーロへ組みにいったターニは、バックを取るとリフトからスラムを見せる。ケージに押し込んだターニは隙間を作ると右のショートアッパー、さらにバックから持ち上げスキーロをマットへ叩きつける。しかしスキーロも要所でターニの首を獲りにいき、目まぐるしく攻防が入れ替わる。
2R、スタンドの展開となると、スキーロが左右のフックをターニにヒット。そこでターニがタックルからテイクダウンを奪うと、マウントポジションを取ったターニが主導権を握る。仰向けになるスキーロの胸に頭をつけコツコツパウンド、バックに回ると今度はターニが首を狙いに行く。しかしラスト90秒でスキーロがバックを取り、幾度となくターニの首に腕を回す。
一進一退の攻防の中迎えた3R、飛びヒザ蹴りを放つスキーロへ左右のフックで応戦するターニ。タックルでケージにスキーロを押しつけたターニは、離れ際にヒジ、アッパーでさらにプレッシャーをかける。優位であったはずの組み技で押されたスキーロは組みに行けずスタンドの展開へ。両者疲労困憊のまま、最後はターニがスキーロをケージに押しつけたところで終了のゴングを迎えた。
試合全体を通じ攻めたターニと、要所でチョークを極めかけたスキーロでジャッジの支持が割れたが、地元ターニが2名から支持を受け勝利。ターニが再起を果たすとともに、スキーロがプロ初黒星を喫した。
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