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【K-1】KANA、最終Rにダウンを奪い決勝進出

2019/12/28（土）UP

KANA（右）がモラレス（左）を下して決勝進出

K-1実行委員会
『“K-1冬のビッグマッチ第2弾名古屋” 「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ～初代女子フライ級王座決定トーナメント＆スーパー・ライト級タイトルマッチ～」』
2019年12月28日（土）ドルフィンズアリーナ（愛知県体育館）

▼第3試合　K-1 WORLD GP 初代女子フライ級王座決定トーナメント・一回戦（1）　3分3R・延長1R
〇KANA（日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）
判定3−0　※29−27、30−27、29−27
●クリスティーナ・モラレス（スペイン/Team Jesus Cabello）

　K-1初の女子王者を期待されるKANA、初戦の相手はスペインのクリスティーナ。スペイン国内王座を総なめにし、今年に入りISKA女子世界-48kg王座も獲得したパンチ主体のファイターだ。

　1R、身長・リーチで上回るモラレスは前に出てくるが、KANAはフットワークを使いプレッシャーを正面で受けない。リーチある左右ストレートを伸ばしてくるモラレスに対し、KANAは右スイングフックで応戦。これを的確に決めモラレスの足を止める。左インローも効果的でモラレスの出足を止めるKANA。

　2R、依然前に出てくるモラレスだが、KANAはやはりフットワークを使う。モラレスのワンツー、右フックを直撃させないKANA。そこから巧みにロープ際へモラレスを追い込むとアッパー、ボディフック、ストレートとKANAはパンチを回転させる。しかしモラレスもワンツーとヒザを返してくる。

　3R、モラレスは前蹴り、ワンツー、右フックと攻めるがKANAはガードを固め、間合いを詰めて打ち合いを仕掛ける。KANAの左右フックにローに対しモラレスは右ストレートを決めKANAを転倒させるが、これはスリップの裁定。
　モラレスはさらに攻めるが、この打ち合いでKANAは右ショートフックを決めダウンを奪取。その後も左右フックでモラレスを攻めて試合を終える。

　判定は29−27、30−27、29−27の3−0でKANAが勝利。決勝進出を決めた。

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