【K-1】大岩龍矢が意地のパンチでスタウロスに勝利、豪腕ぶりを見せつける
K-1実行委員会
『“K-1冬のビッグマッチ 第2弾 名古屋” 「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~初代女子フライ級王座決定トーナメント&スーパー・ライト級タイトルマッチ~」』
2019年12月28日(土)ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)
▼第9試合 スーパーファイト K-1スーパー・フェザー級 3分3R・延長1R
○大岩龍矢(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
判定3-0 ※29-28、30-29、29-28
●スタウロス・エグザコスティディス(ギリシャ/Nasos/Mejiro Gym)
大岩は中学・高校時代はラグビーで活躍。キックボクシングを始めてからはフィジカルと強烈なパンチを武器に連勝し、KRUSHのタイトルマッチを2回経験。今年6月のK-1両国大会では芦澤竜誠から2度のダウンを奪って勝利し、8月のK-1大阪大会のメインイベントで念願の皇治戦が実現したが延長戦の末に敗れた。今回が再起戦となる。
対するスタウロスは”ギリシャの鉄の拳”の異名を持つ32歳。これまで40戦を超える戦績を誇り、WKBC世界スーパー・フェザー級王者、ISKA世界スーパー・フェザー級王者などのタイトルを獲得している。初来日では当時のK-1王者であった大雅をKOし、K-1のカリスマ武尊や大岩が敗れた皇治と激闘を演じている。
1R、左右のローを交換し合う両者。スタウロスは左ジャブで牽制し、大岩は右の豪快なフックを振るっていく。ガードを固めるスタウロスに、大岩が強烈な右ローを走らせる。右フックをヒットさせた大岩にスタウロスも左フックで応戦する。残り30秒で大岩がコーナーに詰めて圧力をかけていくと、スタウロスも右フックを返す。激しい打ち合いに会場が沸く。
2R、前に出るスタウロスは左ミドルを放つと、大岩が右ハイを狙っていく。左ジャブで牽制する大岩に、スタウロスは飛び込んでの左フックをボディにヒット。さらにスタウロスが大岩のパンチにカウンターで右フックを効かせる。耐える大岩は意地で右ストレートを当て返す。残り1分でスタウロスがパンチを振り回し、大岩は2,3発被弾してしまう場面も見られた。
3R、左ミドルで先制するスタウロスに、大岩がプレッシャーをかけていく。左右のヒザをボディに突き刺す大岩が右のオーバーハンドから強烈なパンチの連打でスタウロスを追い込む。コーナーを背負うスタウロスは左ジャブを出すが、大岩が全力で右フックを振るっていきペースを掴む。なんとかパンチに耐えるスタウロスだが、明らかに動きが鈍る。最後まで攻め続けた大岩が判定で勝利を掴み取った。
●編集部オススメ
・大岩龍矢が2度のダウンを奪い悪童・芦澤竜誠との再戦を制す(動画あり)
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!