【K-1】安保瑠輝也がまたしてもゲーオと延長戦に、笑顔なき僅差での王座初防衛(動画あり)
K-1実行委員会
『“K-1冬のビッグマッチ 第2弾 名古屋” 「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~初代女子フライ級王座決定トーナメント&スーパー・ライト級タイトルマッチ~」』
2019年12月28日(土)ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)
▼第14試合 K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ 3分3R・延長1R
〇安保瑠輝也(日本/team ALL-WIN)
延長判定3−0 ※三者とも 10−9
●ゲーオ・ウィラサクレック(タイ/WSRフェアテックスジム)
今年6月、両者は王者ゲーオ、挑戦者・安保という逆の立場で対戦。試合は延長戦にもつれ込み、ゲーオに組みつきの減点があり安保が勝利し新王者となったが、ゲーオは本戦で自分が勝っていたと納得がいっていない。因縁に決着をつけるべく半年ぶりの再戦で両者はともにKOを宣言。第2戦にして真の決着戦となるか。
1R、ゲーオの左ローに安保はジャンプしての二段蹴りと両者蹴り合いで序盤を展開。安保は後ろ回し蹴りも放つが、ゲーオが前蹴りで不完全に終わらせる。右フックから左ストレートを繋いで当てたゲーオに対し、しかし安保はもっと来いと仕草を見せる。安保のハイキック、ゲーオの左ストレートはともに当てられず初回が終る。
2R、再び二段蹴りを見せる安保だがゲーオは左ストレートを放ち、跳びヒザでのボディ狙いと、前に出て安保を下がらせる。プレッシャーを掛けてくるゲーオを安保は遠ざけんとするが、ゲーオは左ハイ、左ストレートと送ってプレッシャーを緩めない。ボディへのヒザを多用するゲーオ。
3R、打ち合いでスタートし、互いにストレートを当てる両者だが、ゲーオはここからスタミナの消耗があるか組んでのヒザが多くなる。レフェリーはこれに注意を与える。
安保もストレート、ヒザで前に出るが、ゲーオに組んで押さえられる。ゲーオは組みつきが重なり、レフェリーから警告を受ける。
判定は29−29、29−28、29−29で1者がゲーオを支持するもドロー。6月の第1戦に続き延長戦で勝負を決することとなる。
延長R、やはりスタミナ切れが感じられるゲーオは組んでのヒザを多用。安保が右ストレート、左フックと振るってもゲーオは組んでその後の追撃を封じる。ゲーオには組みつきでレフェリーから警告。
ゲーオはその後もクリンチを重ね、前蹴りで安保を大きく崩す場面もあったが、その他のクリーンヒットは上げられず終了。
手を広げ勝利をアピールしたゲーオだが、判定は3者10−9で安保。前回同様僅差となった勝利に安保の笑顔は見られなかった。試合後、マイクを向けられた安保は「自分が望んだ、周りの人が望んだ結果じゃなかったです」と反省の弁を語り、「もっと自分を鍛えて、自信がある最高の状態までもっともっと頑張っていきたいと思います。すいません」と出直しを誓った。
▼この試合の動画
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