【Bellator×RIZIN】中堅戦はベラトールのラーキンが中村K太郎を打撃で完封し勝利
Bellator / RIZIN FIGHTING FEDERATION
『BELLATOR JAPAN』
2019年12月29日(日)さいたまスーパーアリーナ
▼第3試合 RIZIN×BELLATOR対抗戦ユニファイドルール 5分3R ウェルター級(77.1kg)
○ロレンズ・ラーキン(アメリカ/ミレニアMMA)
判定3-0 ※30-27、30-26×2
●中村K太郎(K太郎道場)
“裸絞十段”の異名を持ち、その名の通り得意のバックチョークで一本勝ちを量産してきた中村は、プロデビューからドローを挟んで15連勝で2006年にUFCに出場。その後DREAMやSRC、修斗、DEEPなど国内団体で活躍すると2015年にUFCと再契約。4勝4敗でリリースされると今年10月にRIZIN初参戦を果たし、マルコス・ソウザにTKO勝利を収めた。
対するは鋭い打撃を武器とするアメリカ人ファイター、ラーキン。こちらもデビューから12連勝を飾ると2013年からUFCに参戦。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト、ファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得し2017年からベラトールへ。デビュー戦でウェルター級王座を懸けドゥグラス・リマと対戦するも判定負けするも、現在は3連勝中と波に乗る。
1R、軽いフットワークでケージの外を周るのがラーキン、中村はジリジリとプレッシャーをかけていく。ラーキンはミドルやロー、サイドキックなど多彩な蹴り技を飛ばしつつ外から一気に飛び込んでのパンチも見せる。中村もその打撃に臆することなくアッパーからストレートのコンビネーションで前に出ると打ち合いにも付き合う。
2R、ヒザへの関節蹴りを多用するラーキン。さらにその蹴りをフェイントにパンチを振るう。だが中村もケージに詰めると左右の連打でラーキンのテンプルへパンチを当てる。遠めの距離から中へ入るタイミングをうかがうラーキンは飛びヒザからパンチのラッシュ。決定打はなかったものの、ラーキンがやや優勢でラウンドを終えた。
3R、開始すぐに距離を詰める中村。しかしラーキンはサイドキックや左右のフックで自分の間合いを保つ。ラーキンは右ストレートやミドル、そしてヒザなど一気に攻勢。中村は片足タックルに行くがラーキンは片手で頭を押さえつけ鉄槌の連打。再びスタンドになるもふらつく中村は左目付近から出血が見られる。手数が出ない中村、ラーキンは勝利を確信したか、落ち着いた様子で距離を保ち、追撃には行かない。そのまま試合が終了し、ラーキンが判定ながら完封と言える勝利を手にした。
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