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【RIZIN】初参戦のビヨンがビタリー・シュメトフを圧倒しTKO勝利

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2019/12/31(火)UP

気迫の表情でパウンドを打ち下ろすビヨン

RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.20』
2019年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナ

▼第8試合 RIZIN MMAルール 5分3R(93.0kg)※肘あり
●ビタリー・シュメトフ(ロシア/USSRファイターズ)
TKO 2R 0分58秒 ※パウンド連打→レフェリーストップ
○シモン・ビヨン(カメルーン/X-1ボクシング)

 シュメトフは、兄・セルゲイと共にロシアで格闘技のキャリアを積み、SNSでRIZIN参戦を徹底的にアピール。熱烈なラブコールが実を結び、2019年7月のRIZIN.17で初参戦を果たす。試合はヒューンにTKO負けを喫したものの、その強烈なキャラクターは人気を博し、この大みそかで2度目の出場を勝ち取った。極寒の地で生み出された情熱的なファイティングスタイルでカメルーンのEFC王者を撃破なるか。

 ビヨンの右ローにシュメトフが右ストレートをカウンターで合わせる。プレッシャーをかけるシュメトフがビヨンの攻撃に右アッパー、左フックを合わせていくが、右フックをダッキングで避けたビヨンが組みつきグラウンドへ。上を取ったビヨンがコツコツパンチを打ち下ろすが、隙を見たシュメトフが腕十字を決めかける。脱出したビヨンはシュメトフの左側頭部にヒザを打ち込みカット。態勢が変わると左ヒザを右側頭部にヒットしこちらもカットを奪う。

 2Rも早々にビヨンがタックルでテイクダウンを奪い、マウントポジションからビヨンがパウンド、鉄槌を連打。シュメトフはガードを固めながら体をずらし回避を試みるが、1Rにカットした傷から出血が止まらずレフェリーがストップを宣言。ビヨンが初参戦で初勝利を飾るとともに、シュメトフは悲願の初勝利を挙げることができなかった。

※全試合結果はこちら

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