【RIZIN】那須川天心が江幡塁を3度倒し圧勝、日本人頂上決戦を1RKOで制する
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.20』
2019年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナ
▼第14試合 RIZIN キックボクシング特別ルール 3分3R 延長1R(56.0kg)
○那須川天心(TARGET/Cygames/RISE世界フェザー級王者)
TKO 1R2分40秒 ※右フック
●江幡塁(伊原道場本部/KNOCK OUTスーパーバンタム級(55.5kg)王者&WKBA世界スーパーバンタム級王者)
日本キックボクシング軽量級頂上決戦ともいえる一戦が実現。日本キック界のエースに君臨する那須川に、老舗キックボクシング団体の威信を背負った江幡が挑む。
那須川は国内外の強敵を次々と撃破し、キックボクシング戦績は33戦全勝25KO。その高い完成度と圧倒的な強さから「神童」の異名を持つ。今年9月には世界の強豪を集めたRISE WORLD SERIES 58kg級を制覇しその評価をさらに高めた。
対する江幡は老舗キックボクシング団体「新日本キックボクシング協会」の看板選手。打倒ムエタイを掲げる新日本キックの理念を体現するかのような戦いを見せ、今年8月に行われ『KING OF KNOCK OUT 初代スーパーバンタム級王座決定1DAYトーナメント』を制覇し、国内トップクラスの実力を証明した。
この2人がリングに入場、試合が始まると、江幡の左ジャブに那須川がワンツーを返す。積極的に前進し手を出す那須川に江幡もカウンターを返すが、那須川の出入りが速く空転気味。前蹴りで江幡のマウスピースを吹き飛ばした那須川は左フックでダウンを奪取。
何とか立ち上がるが、さらにラッシュから左のストレートを直撃させ2度目のダウンを奪う。再び立ち上がる江幡に那須川は直線的に詰め、回転蹴りも披露すると赤コーナーに詰められた江幡は腰砕けに。それでも一度は踏ん張ったが、さらに左ストレートから右フックを返し3度目のダウン。日本頂上決戦とうたわれた一戦は那須川が圧倒。今年最後の一戦を快勝で飾った。
那須川は試合の感想を聞かれると「めちゃめちゃ気持ちよかったですね。大晦日ということで、絶対KOすると思ってました。江幡選手日本人最強と言われてたので、レベルの差を見せようと思ってました」と圧勝劇に興奮気味。
そして「僕はここに立っている間だけ輝くことができるので、みなさんこれからも僕を強くしてください」と新たなステージでさらに輝きを見せるとファンに約束した。
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