【RIZIN】ハム・ソヒ、3度目の正直で浜崎朱加を破り王者に
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.20』
2019年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナ
▼第13試合 女子スーパーアトム級タイトルマッチ RIZIN女子MMAルール 5分3R(49.0kg)※肘あり
〇ハム・ソヒ(韓国/チームMAD/ROAD FC女子アトム級王者、元DEEP JEWELSフェザー級王者)
判定1-2
●浜崎朱加(AACC/RIZIN女子スーパーアトム級王者)
両者は過去に3度対戦し、いずれも浜崎が勝利。RIZIN登場以来連勝で強さを見せたハムは、実に8年ぶりの対戦でこれまでのリベンジと初勝利を狙う。
1R、両者は開始から激しい打ち合いでスタート。互いにサウスポーから右ジャブ・左ストレート・右フックと打ち合う。両者右手を前に伸ばし、そこからジャブとストレートを中心に打ち合いを続行。ハムは前に出てプレッシャーを与え左ストレートを打ち込む。しかし浜崎のジャブ・左ストレートを打ち込む。強打はハムだが、ヒット数は浜崎が上か。
2Rもやはり打撃戦で進むが、ハムの前蹴りを取り浜崎がテイクダウンする。重いパウンドを打ち込むが、ここでハムは三角絞めでとらえるのに成功。浜崎は足を払ってパスしようとするが、ハムは足を張ってそれを許さない。
浜崎は気道を確保し極めさせないが、ハムは下からヒジと鉄槌を打ち込んでくる。ハムはロープ再下段から体が出ても足の締めつけを緩めず打撃を送る。ハムが足のロックでとらえうち続けて2Rを終える。
3R、浜崎は右ジャブ、左ストレートを当てるが、ハムが左ストレートの強打を当て返し右フックも当て浜崎は鼻から出血する。両者胸を合わせての組み合いとなり、互いにテイクダウンを狙う。立ち組みの展開が続くが、浜崎が得意の首投げでテイクダウン。
グラウンドで袈裟固めで押さえ、そこからハムの頭部にパンチを連打していく。ハムは顔を右手でディフェンスし、また浜崎が右手を極めに来ても掴ませないようにする。このままパンチを打ちづけるかに思われた浜崎だが、終了間際に立ち上がってサッカーボールキックを2発放ち、より攻勢を印象づけて終える。
判定は1票ずつ割れた後でハム。2-1で3度目の対戦にして浜崎を破り新王者となった。
マイクを向けられたハムは全て日本語で、「ありがとうございます。RIZINとROAD FC、ありがとうございます。私の家族もありがとうございます。応援してくれたみんなのおかげで勝つことができました。これからもずっと、もっともっといい選手になりたいです。努力してます。応援よろしくお願いします。みなさん、2020年、明けましておめでとうございます」と挨拶し、喜びの声を聞かせた。
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