【ONE】ロッタンがハガティーとのリマッチで圧倒のKO勝利、V2達成
ONE Championship
『ONE: A NEW TOMORROW』
2019年1月10日(金)タイ・バンコク インパクト・アリーナ
Photo by ONE Championship
▼フライ級ムエタイ世界タイトルマッチ
○ロッタン・ジットムアンノン(タイ)
TKO 3R 2分39秒
●ジョナサン・ハガティー(イギリス)
ハガティーに勝ち王者となったロッタンは昨年10月の日本大会でウォルター・ゴンサルベス(ブラジル)に判定2-1のスプリット判定勝利で初防衛、今回は母国タイで2度目の防衛戦となる。
対するハガティーは昨年8月にロッタンにダウンを奪われ判定負けし王座陥落、今回はリベンジ戦でのタイトルマッチとなり、「ロッタンは素晴らしいチャンピオンだが、ONEフライ級のムエタイ世界王座を取り戻します」と意気込む。
1R、両者オーソドックスの構え。ハガティーの前蹴りで試合スタート。ジャブやロー、ミドルを放つロッタンに対し、ハガティーは前蹴りを脚や腹、顔に打ち分けて攻める。
ロッタンが飛び込んで左ボディ、続けて打った左ボディでハガティーがダウン。立ち上がったハガティーは、前蹴りや左ボディを返すもロッタンが試合のペースをコントロール。ロッタンがボディを交えたパンチの攻撃でラウンドを優位に進める。
2R、ロッタンはボディに狙いを定め、プレッシャーを強めパンチを打っていく。ハガティーはこのラウンドからスイッチを多用し、ローや前蹴りで応戦。
試合中盤、ロッタンのミドルをキャッチしたハガティーが軸足を刈って倒しに行くが、ロッタンはタイミングよく飛び上がり回避し、ペースを譲らない。このラウンドもロッタンが左ボディを基点にプレッシャーをかけ優位に進めた。
3R、開始からサウスポーのハガティー。ロッタンはさらにプレッシャーを強め、パンチを振るっていく。ロッタンの勢いが増す中で、ハガティーがアイポークをアピールし試合中断。ロッタンは明らかに不服そうな表情を見せる。
再開後、さらにプレッシャーを強め、パンチを上下に振るっていくロッタン。パンチの連打の中で左ボディを打ち抜き、ハガティーがダウン。ハガティーは立ち上がるも、耳からの出血。止まらないロッタンのパンチ連打に2度目のダウン。ここも立ち上がり、後のないハガティーだが前に出るのはロッタン。
ロッタンは多少攻撃を受けても、「打って来い」とアピールし前進を続け、またも左ボディを打ち抜きハガティーがこのラウンド3度目のダウンによりTKO負け。ロッタンが2度目の防衛に成功した。
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